何様敬語
立てるべき相手よりも自分を一番高めてしまう間違いです。
ねぎらいの気持ちや、感謝の気持ちを伝えようとしても、その相手が敬語を使うべき人であったら、ふさわしい言葉で表現しないと、逆に失礼に当たります。
例えば、
ご苦労様でした。
おわかりいただけましたか?
こちらから電話を入れます。
等、
1つ目の例で言うと、「ご苦労様」は、上位の人が下位の人をねぎらう言葉です。
上司が外から戻ってきた場合等に使うと失礼にあたります。
正しい表現に直すと、
ご苦労様でした。 → お疲れ様でした。
おわかりいただけましたか? → 説明不足の点はありませんでしょうか?
こちらから電話を入れます。 → こちらからお電話いたします。
です。
「何様のつもりだ」と相手が嫌な気持ちを抱くような、上から目線の言葉づかいや口調は控えましょう。