スーツジャケットのマナーについて①

まずは、絶対に押さえておきたいスーツのマナーのご紹介です。ここが守れていないと好印象どころかマイナスの印象を与えてしまいます。必ずチェックしてくださいね。

★ ボタンはいくつ留めるの?

ジャケットの一番下のボタンは留めません。

つまり、3つボタンのジャケットは上から2つを留め、2つボタンのジャケットと、段返り3つボタンジャケット(一番上のボタンが襟の裏に隠れているタイプ)は上の1つだけを留めます。

ベストは基本的には全部のボタンを留めますが、裾が斜めにカットされて留められないタイプはそのままにしておきます。

★ ポケットのフタは入れるの?

ジャケットのポケットについているフタの部分はフラップと呼ばれ、元々雨やホコリからポケットを守るために作られました。

なので汚れる心配がない室内では、フラップをポケットの中にしまうのがマナーです。 また屋外であっても、パーティーなどのフォーマルな場面ではフラップをしまいます。

貴族たちのパーティー服としてスーツが着用されていた頃はフラップは存在していなかったため、今でもフラップ無しが正装です。

ポケットにたくさん物を入れたままだと、フラップが内側に入りません。膨らんだポケットは見た目が悪い上、型崩れにも繋がります。できるだけ何も入れないようにしましょう。