日本と海外のビジネスマナーの違い30選⑧

日本企業でも、グローバル化を目指して外国人採用が積極的に行われたり、大手企業などでは社内の公用語の英語化を進めたりと言った取り組みが増えています。
そのため普段、直接外国人と触れ合う仕事をしていなくても、これからは社内外を問わず外国人とのやり取りが発生することも十分考えられます。

しかし海外の方と取引をする上で異なるのは英語や中国語と言った言語だけでなく、ビジネスのやり方にも異なる点が多くみられます。
もちろん、国が違えば仕事に関する様々な部分で取り組みや捉え方に異なる点があることは当然ですが、中には日本人には理解しがたい海外のビジネスの風習や不文律などもあります。
そこで、今回は海外と日本では異なるビジネスマナーを30個ほどご紹介します。
主に、関わりが多いと思われるアメリカとの違いを挙げ、その他の国で特徴的なことがあれば記載していきます。


仕事を行う場所に関する考え方が違う

アメリカでは家にいながら仕事を行う「テレワーク」が一般的に行われています。
日本でもテレワークの導入を進める企業が増える傾向にありますが、まだ本格的とは言えません。
また、職場のスペースに関してもアメリカでは個人のスペースが広く区切られて確保されているのに対し、日本のオフィスは上司をトップとしてそこに属するメンバーの机が一列に並ぶ、いわゆる「シマ」を作って配置されることがほとんどで、アメリカのような個人のスペースが設けられることはほとんどありません。
時間に関しても、日本は定められて勤務時間で働きますが、アメリカの企業では時間をフレキシブルに決めることができる会社が多くあります。
日本でも、外資系企業やクリエイティブ系の企業などが中心にフレックス制の勤務時間制が取り入れられつつありますが、まだ主流とは言えません。
(※「テレワーク」・・・「Telework」または「Telecommuting」。情報通信機器などを活用して、時間や場所にとらわれることなく柔軟に働く勤務形態のこと。)


http://business-textbooks.com/businessmanner-difference/


働き方改革が騒がれている中で、こう言った考え方が日本にも広がっていくかもしれません。