日本と海外のビジネスマナーの違い30選⑮

日本企業でも、グローバル化を目指して外国人採用が積極的に行われたり、大手企業などでは社内の公用語の英語化を進めたりと言った取り組みが増えています。
そのため普段、直接外国人と触れ合う仕事をしていなくても、これからは社内外を問わず外国人とのやり取りが発生することも十分考えられます。

しかし海外の方と取引をする上で異なるのは英語や中国語と言った言語だけでなく、ビジネスのやり方にも異なる点が多くみられます。
もちろん、国が違えば仕事に関する様々な部分で取り組みや捉え方に異なる点があることは当然ですが、中には日本人には理解しがたい海外のビジネスの風習や不文律などもあります。
そこで、今回は海外と日本では異なるビジネスマナーを30個ほどご紹介します。
主に、関わりが多いと思われるアメリカとの違いを挙げ、その他の国で特徴的なことがあれば記載していきます。


敬う優先順位が異なる場合がある

日本では、目上の人や上司、先輩を敬うことが一般的です。
会食での座席やタクシーなどの乗車位置、エレベーターの乗り方まで「上座」があり、肩書きや役職の順に座る位置が決まっています。
しかしアメリカでは目上の人よりも女性を優先する、レディーファーストが一般的です。
相手が取引先であれ、自社の女性社員であれ関係なく、女性を優先します。
これはビジネスの席でもプライベートでも区別はありません。
面識のない女性のためであってもドアを開けておいてあげる、など、日本とは大きく異なりますので気を付けましょう。


http://business-textbooks.com/businessmanner-difference/


レディーファーストが一般的。女性に優しいアメリカならではの文化ですね。