雑談力を身につけて商談もスムーズに

相手のハートをキャッチするためには「雑談力」を身につけましょう。商談が苦手という人、話すのが不得意という人も、雑談ができるようになればビジネスが成功します。

デキる人は雑談力が違う!!

●雑談にはどのような意味があるのか?
営業で商談をはじめていくとき、いきなり本題に入ることはありません。
初めて会う担当者の場合はもちろんですが、ある程度面識のある担当者でも「雑談」をはさんでから具体的な商談を進めます。
雑談とは、商談に直接関係のない世間話のことです。 人は初対面の相手に対して緊張感や警戒心を持ちますが、軽い雑談を入れることで、警戒レベルを下げ、相手との距離を縮めることができるのです。
社内で営業の成績がいい人、周りからの信頼性が高い人は、「雑談力」で円滑なコミュニケーションを築いています。 雑談には鉄板のネタがいくつかあるので、ぜひ覚えておきましょう。


●これであなたの雑談力アップ
雑談の内容のポイントは、「仕事とは関係がないもの」で「無難であるもの」を選びましょう。

雑談はリラックスするための会話なので、議論を生みそうなものを避けて、肯定できる内容にします。

・天気、季節
「最近は暖かく(寒く)なってきましたね」
「今年はもう、お花見はされましたか?」
「最近は雨ばかりで困りますよね。休みの日の外出もゆっくりできません。」

・名刺
「お名前はなんとお読みすればよろしいでしょうか?」
「素敵な(珍しい)お名前ですね」

・スポーツ
「◯◯の試合はご覧になりましたか?」
「最近、ゴルフにはいってらっしゃいますか?」

・明るいニュース
「最近は◯◯が人気らしいですね」
「もうすぐ◯◯新幹線が開通ですね」

●雑談に適さないNGネタ
以下の話題はビジネスシーンでタブーとされています。 思わず発言してしまわないように注意しましょう。
宗教に関する話題、政治・政党に関する話題、不景気に関する話題、学歴に関する話題、 相手のライバル企業の話題、自慢にとれるような話、人の陰口