愛される!食事や会食後のお礼メール

お礼メールはスピードが大切。そこで遅くても24時間以内に送りましょう。2~3日後に送ったのではお礼の気持ちが伝わりません。お礼メールはスピード+文面がセットになって、はじめて威力を発揮するのです。
お礼の言葉は「ありがとうございました」がスタンダード。でも、あなたにしか書けないメールに仕上げると、より感謝が伝わります。とくに何がうれしかったのか、楽しかったのかを思い出してみてください。

さらに忘れてならないのが、支払いのこと。もし、ごちそうになったなら、その事実に触れないと失礼にあたります。そこでシーン別に使える文例をご紹介します。

 

①100%ご馳走になったとき
昨日はお忙しいなか、食事にお誘いくださり、ありがとうございました。
お蔭様で〇〇様と楽しいひとときを過ごすことができました。

本当に美味しい豆腐料理でしたね。
そのうえ、すっかりごちそうになってしまい、恐縮しております。

ぜひ今後ともおつきあいくださいますようお願いいたします。
メールで失礼ながら、まずはお礼申しあげます。
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100%支払ってもらったときは、「ごちそうさま」を伝えるのはもちろんですが、前に「すっかり」「思いがけず」を書くようにします。
◎ 先ほどはおいしいランチをすっかりごちそうになってしまい、大変ありがとうございました。
◎ 昨日は思いがけず美味しいケーキをごちそうになり、ありがとうございました。

というのは、たとえばデートのとき。「男性におごってもらうのが当然よ」とばかりに、さっさと店を出る女性がいます。
でも、なんとなく感じが悪いのではないでしょうか。たとえ「ここは僕に任せて」と言われても、お財布を出す素振りをする女性の方が愛されると思うのです。
ビジネスシーンも同じ。そこで遠慮深いあなたなら、「すっかり」「思いがけず」の一言を加えてみてくださいね。

 

②相手が多く払ってくれたとき
続いて、相手が多く支払ってくれたときです。同じ職場の上司や先輩などであれば、100%ごちそうになるより、このパターンが多いことでしょう。

◎ 昨晩はごちそうになり、ありがとうございました。
× 昨晩は2000円多く出してもらい、ありがとうございました。

迷うのは、自分はごちそうしてもらったのか、それとも割り勘にあたるのかということ。でも、相手との差額が1000円以上なら、キッパリ「ごちそう」と書いてしまいましょう。

相手は謙遜するかもしれませんが、印象はダンゼンよいものです。ある職場で実際にそう書いた部下がいて、上司は「〇〇さんは育ちがよいね~」と陰で褒めていましたから。余談ですが、上記の「すっかりごちそうになり」と書けば嫌味に取られるので、「すっかり」は外してくださいね。

 

③割り勘のとき
最後は割り勘のときです。
たとえ割り勘であっても、メールを送れば、おつきあいが継続・発展するかもしれません。お金より縁を大切にする人は、相手からも大事にされることでしょう。

◎ 昨日はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました。
◎ ご一緒に楽しいひと時を過ごすことができました。
◎ 営業のヒントについて、ためになるお話を伺いました。
◎ 〇〇さんのお話が楽しく、あっという間でございました。

ポイントは、お礼の対象を変えることです。支払いには触れず、楽しい時間を共有できたことや話の内容にフォーカスするとよいでしょう。

https://allabout.co.jp/gm/gc/419458/2/

こういうシーンはよくあるので、これから使います。
愛されることは一つ一つの積み重ねですね。