中国のマナーその2

近年、経済大国として急成長を続けている中国。ビジネスの場で中国人を相手にする機会が増えたという方もいらっしゃるでしょう。
中国は日本の文化や風習とは異なる点が数多くあるため、中国人を接待する場合は、事前に中国のビジネスマナーについて把握しておく必要があります。
そこで今回は、中国のビジネスマナーについてご紹介します。


【マナーその2】会話・商談

礼儀を重んじている中国では、会話の場面でも注意すべきマナーが数多くあります。

まず、相手の名前を呼ぶ際には、役職名・名字の順で呼ぶようにします。また、役職名に「副」が付く場合、「副」は省略して呼ぶようにしましょう。

世間話もビジネスの重要な場所として考えている中国人は、何気ない会話も大切にします。そのため、相手に喜ばれるような話題を準備しておくと良いでしょう。例えば、中国の都市景観や名所、中国芸術に関しての話題に触れると好印象を与えることができます。

商談中は決して、歴史や政治的な話題には触れないように気を付けてください。デリケートな話題であるため、こちらからはそのような話題に触れないように心掛けましょう。

また、ビジネスレターの文中で、強調したい箇所にアンダーラインを引くことは厳禁です。中国では死者の名前にアンダーラインを引いたり、線で囲んだりするため注意が必要です。強調したい箇所がある場合は「」などの記号を使用してください。


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