無視と沈黙はどう違うの?

無視と聞くと、沈黙よりもネガティブなイメージが浮かびます。

沈黙は非言語コミュニケーションとして、ある意思を相手に伝えるものでしたが、無視は「あなたと話したくない、関わりたくない」というマイナスの意思を相手に伝えるものです。

むし【無視】
( 名 ) スル
①存在するものの価値や意義を認めないこと。 「反対意見を-する」
②存在しても,存在しないように扱うこと。
大辞林より引用)


定義を見てみると、沈黙よりも激しいマイナスのイメージを持った言葉です。
相手と関わりたくないことを表現するために「無視」という手段が一般的に使われているようです。
例として、すれ違った時などの挨拶が挙げられます。

一方が挨拶をし、もう一方が無視をする。
いわゆる挨拶の無視、という単純なものでも言語自体が重要なコミュニケーションです。カンタンに無視している状況が現代では多々あるのかもしれないですね。
少しでも関わりたくない、と思っただけで無視をする人がいる。
誰でも自分の存在を否定されれば、人は不快感を覚えるものです。

嫌な相手だからこそ、本音で嫌なところを伝え、確実に縁を切ることも。
結果、相手を思う愛情が相手を気付かせるはず。


言いにくいかもしれないが、たった一言を添えるだけで、これから先、その相手が変化をするかもしれない。そしてまた別の人に嫌な思いをさせることが減る可能性もあります。

したがって、無視という手段ひとつ取っても、相手に対する愛情があるかないかで全く結果が違ってきます

 

これだから、コミュニケーションは本当に面白いですね。