ビジネスモテ度アップ!返信のお礼メール

「メールを送ってくれてありがとう」「ちゃんと受け取りました」。そう伝えるシーンは意外に多くあります。でも、ワンパターンになるなど文面に悩むのも事実。ぜひ少しだけアレンジをして、相手のハートに響くお礼にしましょう。

 

●気が利くのはモテる!!
恋愛するとき。モテるのは、ほしい時にほしいメールをくれる人だと思います。
たとえば「私のメールはちゃんと届いたかな」「読んでくれたかな」「内容に失礼はないかしら」。メールを送ってドキドキしているとき、タイミングよく「メール読んだよ、ありがとう」の返信が届いたなら……。
想像するだけで とってもうれしくなりませんか。そうです。ビジネスだって気が利く人はモテるのです。あなたもメールでビジネスモテ度をアップさせましょう。
メールを受け取ったら24時間以内に返信するのが、一般的なマナーです。このとき、スタンダードなお礼なら「メールありがとうございます」。では、よくある残念なメールから紹介します。

【NGな文例】***********
○○様

お世話になっております。
メールをありがとうございます!!!
取り急ぎお礼まで~!(^^)! 
******************
たしかにメールのお礼は伝えているのですが、ダメ出しポイントがいくつかありますね。そこで提案! 次のようにプチアレンジしたらいかがでしょう。

 

●相手の状況によってアレンジしよう
まずは相手のメールの送信時間をチェックしてみてください。その時刻が夜なら残業中、朝早ければ、「急いで対応してくれている」とわかるからです。また、クイックレスポンスをもらったときに適したフレーズもあるので、見ていきましょう。

送信時間が夜のとき
・残業中ですのにメールをくださり、誠にありがとうございます。
・遅い時間のメールをありがたく拝読しました。
・お忙しいなか、ご丁寧なメールをくださり恐れ入ります。

送信時間が朝早いとき
・朝一番にメールをくださり、感謝いたします。
・朝早く出勤なさるのですね。真っ先にメールをいただくなんて、ありがたいです。
・熱心なお仕事ぶりに敬服しながら、メールを読みました。

クイックレスポンスをもらったとき
・早々と返信をありがとうございます。
・いつもながらのすばやいご対応に感謝します。
・すぐにお返事をいただき、大変助かります。

このように書けば、ただの「ありがとう」が、あなただけのメッセージに生まれ変わります。

 

●ミラー返信は好かれる
企業や人によってメールの書き方は多少異なります。また、好みも違います。ですから、いつでも自己流でなく、相手に合わせるのも一案です。とくに返信するときは、相手のメールに鏡のごとく合わせてみてください。私は「ミラー返信」と名付けました。
たとえば文章量であれば、相手が長ければ自分も長く、短ければ短く返します。
文面が堅い、やわらかいといった違いもあるでしょう。表現が堅い人にお礼を伝えるなら「お礼申しあげます」「感謝いたします」。一方、やわらかい人には「ありがとうございます」「助かります」などとします。このように相手に合わせると、読み手は自分の書き慣れたメールを読むかのごとく、スラスラと目を通すことができます。

 

●目下メールで終わらせよう
また、こんな質問もよく受けます。「メールのやりとりは、どこで終わらせたらいいの?」。もし悩んだら、「目下が最後」を心がけてみてください。社内なら、部下が上司や先輩に送って終わり。社外なら、仕事を受ける側が書いて終わりにします。このとき、最後に次の一文を添えるとより効果的です。

・お礼ですので、返信はお気になさらずに。
・どうか返信はお気になさいませんように。

これで相手がまた返信する手間が省けるわけです。
さりげなくお礼を伝えて、スマートにメールを終わらせる。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/421563/

これでビジネスモテ度は、さらにアップ!!