なぜ節分に鬼がやってくるの??なぜ豆を投げるの?

鬼というのは、昔から目には見えない悪い意味という「陰(おん)が」変化した、
または、隠れていて目に見えない災いや怖いものという意味の、
「隠人(おんにん)」という言葉が変化して呼ばれるようになったと言われています。


目に見えないような災いや悪いことが具現化して、
鬼と呼ばれるようになったと言うことなのです。
よく、子供の頃は悪いことをすると「鬼が来る」と言われていましたよね。
さらに、その鬼に豆をまくという行為の由来は、
その昔、京都の鞍馬山に鬼が現れた際に、大豆を鬼の目に投げて退治したという話からです。
穀物は昔から日本人の主食とされており、
特に豆は生命力を高め、悪い気を退けると考えられていたことからも、
豆は大切なものとして扱われていたということがわかりますよね。

また、豆を「魔物の目」、「魔滅」と語呂合わせできることから、
無病息災を願うことができると、縁起の面でも良いとされていたようです。