社会人としてのビジネスマナー・電話対応編 3

5. 知らない人にも「いつもお世話になっております。」
第一声でこちらが社名を告げると、今度は相手が名乗ります。その直後のタイミングで「いつもお世話になっております。」という一言を入れるようにしましょう。

初めてしゃべる相手であっても、自分宛にかけてきた相手でなくても、この一言は忘れずに添えてください。ビジネス上は欠かせない相づちです。

6. 相手が名乗らない場合、必ず確認する
会社には色々な人が色々な目的で電話をかけてきます。それらは良い電話ばかりではありません。

名乗らないまま「○○さん、いますか。」等の用件を切り出してきた相手に対しては、「失礼ですが、お名前をうかがってもよろしいでしょうか。」「恐縮ですが、お名前をお聞かせいただけますか。」と、相手の会社名や名前をまず確認するようにしましょう。

ちなみに「お名前頂戴できますか。」は誤った表現となります。“もらう”の謙譲語が“頂戴する”であり、名前はもらうものではありません。

一方で、よく似た印象の「お名刺頂戴できますか。」は正しい表現(名刺はもらうものなので)になります。ここは混同しないように注意してください。

 

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