ルー大柴? ビジネスで出てくるカタカナ言葉 後編
【後編】
チャレンジング【challenging】
挑戦的なさま。意欲をそそるような、やりがいのあるさま。
*「なかなかチャレンジングな目標を立てたなぁ」というのは、「素晴らしい。がんばれ」か、「目標が高すぎるから、見直したほうがいいんじゃないの?」のどちらかになります。
ディレクション 【direction】
指示。指導。
*指示という言葉には、「上から目線」的なニュアンスがあるため、ディレクションを使うケースがあります。
ナーバス【nervous】
神経質になる。
「今度、社長が視察に来るので、工場長が随分とナーバスになっている」
ニアリーイコール【nearly equal】
ほとんど等しいこと。記号の「≒」。ニアイコールと略することもある。
「ま、目標の数字には至らなかったけど、達成したのとニアイコールでしょ」
バッファー【buffer】
余裕。
「なんで、バッファーをもったスケジュールにしなかったの?」
ヒアリング【hearing】
聞くこと。
「関係部署にヒアリングしておいてね」
プロパー【proper】
「プロパー社員」は、その会社の正社員(出向や移籍社員ではない)。
「営業プロパー」は、営業畑の人。
*昔は製薬の営業担当(今のMR)を指していましたね。
ブッキング【booking】
乗り物の座席、ホテルの部屋などの予約。会議の出席予約の取り付け。
「来週の会議のブッキングは終わった?」
ブレスト【brainstorming、brainstorm】
ブレインストームの略。集団でたくさんのアイデアを出し合うこと。
マージ【merge】
合わせる。
「この資料と前の資料をマージしてくれるかな」
マスト【must】
絶対、やらなければならない。
「この仕事はマストでしょ」
マター【matter】
~が管理すべきこと。
「それは営業マターだから、ウチは関係ないよ」
ユーエスピー【USP】
「unique selling proposition」の略。その商品だけが持つ長所を発見し、効果的な売り込みの提案に仕上げること。
「この商品のユーエスピーは何?」
リスケ【reschedulingの略】
スケジュールを立て直すこと。
「明日の会議、リスケさせてください」
レベル【level】
段階。
「現場レベルでは、何が起きているんだ?」
*上から目線のニュアンスがありますね。
ワークショップ【work shop】
学びや創造、問題解決やトレーニングの手法。
「来年度の営業活動は、ワークショップ形式で考えて行きましょう」
http://www.b-zone-s.com/entry/2016/02/05/
カタカナ言葉、使いたければ使っても良いのでしょうが、わざわざ使わなくても、日本語で十分かな、と思います。
仕事で使いすぎると、イヤミな奴どころかバカっぽく見られますし、そもそも、言いたいことが伝わらなければ意味ないですからね。