世界のトップアスリートや優秀なビジネスマンの間でひそかなブーム!? マインドフルネスや瞑想って何?

【前編】マインドフルネスや瞑想って何?

トップアスリートや有能な経営者が実践したり、グーグルが社員教育に取り入れたりしていることから知られるようになった「マインドフルネス」という言葉。それと共に、その実践法のひとつである瞑想が注目されています。そもそも「マインドフルネス」って何? そんな風に感じている人も多いのでは?

 

●ストレス軽減からアンチエイジングまで! 幅広い瞑想の効果
まず、「マインドフルネス」の意味について、ピンとこない人も多いのでは?
「マインドフルネスとは、“今ここに意識を向ける”ということ。過去や未来のことばかりを考えると心配や不安に陥りがち。それを“今”の自分に気持ちを集中することで、幸福感や充足感に満たされます」と渡邊さんは言います。それを実践するための最強のツールが瞑想。
けれども、瞑想と聞くと、宗教的だったり、修行的なイメージを抱く人も多いはず。「マインドフルネス瞑想は、宗教的な意味や修行的な要素はまったくなく、よりよく生きるため、より良い人生を送るためのツールです。

瞑想がビジネスマンに支持され、マインドフルネスに欠かせないツールとして注目される理由としては、ストレスが軽減したり、集中力や決断力の向上、疲れにくい体になるなど、心と体によい変化があるためだとか。加えて、毎日の生活のなかで、電話しようとしていた人に街で偶然会うなど、シンクロニシティを感じる出来事が増えてくる人が多いというのも特徴。
日常においてぶれなくなり、決断力や直感が冴えるため、瞑想を実践する経営者などが増えているのだと思います。
また、最近では瞑想をすることで、病気を防ぐと言われるホルモンや、若返りホルモンとも呼ばれる「メラトニン」の分泌が上昇するという研究結果も。そのため、瞑想はアンチエイジング効果も期待できるといわれているそう。