人に好かれる話し方とは?好印象を与える5つのテクニック

印象よく見せるために、何か努力していることはありますか?身だしなみに気遣って、だらしない格好にならないようにしたり、立ち振る舞いに細心の注意を払って配慮のない人と思われないようにしたり……。でも印象を良くするには、「見える部分を配慮するだけではなく話し方も重要な要素」です。


●テクニック1:まずは、話しやすい空気づくりから始めよう!
会話を始めるとき、まずそこに漂う空気が大切」とのこと。会話自体のスキルに目が行きがちですが、話すという行為の前に「この人と話したいと思ってもらえるかどうかが重要なのです。
人に好かれる話し方の最初のステップは、明るくて雰囲気の良い空気づくりをすることです。楽しいと思っている人には明るく穏やかな空気が流れ、イライラしている人にはピリッと張り詰めた空気が漂うもの。この空気が、言葉を交わす前に人の気持ちにも影響します。明るい空気は良い印象を、ピリッとした空気は嫌な印象を与えてしまうんです。

 

●テクニック2:「話し上手」になるには「聞き上手」になろう
聞き上手になるには、笑顔をまじえて、相手の話に耳を貸すことが大切です。でも、笑顔だけではダメ。TPOに合わせて共感しなければいけません。表情に出したり、ジェスチャーを加えたりして、『共感しています』ということを、相手にいかに伝えるかが重要です。そしてときには、相手から聞かれたことに対して質問返しをするのも効果的。興味を持っているということが伝わります。

 

●テクニック3:話が途切れないように、会話をチェーン状に繋げていこう
世の中には、会話のキャッチボールが苦手という人が結構いる」とのこと。会話を続けることにもコツがあるようです。
「会話が弾まない人、すぐに途切れてしまう人は、言葉をチェーン上に繋げていくということを心がけて。会話には話に沿った順番も必要なのです。
例えば、スキーに行ったという話になったとします。『日曜日にスキーに行った』と言われたら、もっと情報を得るために『どちらに行かれたのですか?』と場所の質問を返しましょう。すると『苗場です』という答えが返ってくるはず。次は交通手段やかかった時間などの質問をして、『スキーに行った』という言葉から、場所→手段→かかった時間……と、どんどんチェーンのごとくつなげていくのです。そして、最後は相手に同意して『それはいいですね。ぜひ今度ご一緒させてください』と共感しましょう。最初から共感してしまうと、『調子いいやつだな』と思われるか、盛り上がりもないまま話が終わってしまいますので気をつけて。

 

●テクニック4:自分の声のトーンとリズムをチェック!
人に好かれる話し方には、声も大きく関係してくるとのこと。相手をイライラさせたり、つまらないと思わせてしまう人は、声で損をしていることも多いようです。
まずは、ボイスレコーダーでも、携帯電話などの留守番電話の録音メッセージでもいいので、自分の声を録音して聞いてみてください。自分の話し方はどんな声で、どんなリズムで、聞き取りやすいのかどうか。自分で感じて知ることが大切です。
自分の声を聞いてみて、声が高いとか、ボソボソ話しているとか、早口だなといった、聞き取りにくい特徴があったら、意識的に改善を。
声が高めなのは可愛いという印象がある一方で、説得力にかけてしまうという傾向があります。声が高めの人は、ものまねトレーニングがおすすめです。声は訓練次第でいろいろな音域をだせるようになるので、低めの声質の人のものまねを続けてみましょう。早口の人は短いセンテンスで区切って話すようにしましょう。自分の頭の中にメトロノームを置いて、一定のリズムをつくって話すのもいいですね。

 

●テクニック5:2つの条件を意識して、話に説得力を持たせよう
話をするなら説得力を持たせたいもの。説得力のある話し方には2つの条件があるようです。


その1:ロジカルに話すこと
その2:体を使って表現すること


相手を説得させるにはロジカルに話さないと伝わりません。『事実は◯◯で、中身は◯◯で、問題は◯◯で、◯◯をすれば◯◯のようになるので解決できます』のような論理的な話し方です。ただし、専門用語を使って知識をひけらかすような話し方はNGです。


また、2つ目の『体を使って表現する』というのはいわゆるジェスチャーです。表情やジェスチャーなどの視覚的効果を使ってリアリティを出しましょう。話し方に抑揚もつくので、感情も伝わりやすくなります。

 

http://manatopi.u-can.co.jp/helpful/170306_1338.html

 

言葉は、人を幸せにも、不幸にします。周りの人も自分自身も幸せになるような話し方で、仕事も人間関係も上手に築いていきましょう。