プレゼンで最後キレイに締める言葉
「終わりよければ全てよし」という言葉があるように、プレゼンを締める言葉は重要だ。プレゼン本番前に、あらかじめ締めの言葉を考えておくのが賢明だろう。今回は、プレゼンをきれいに締めくくる言葉とプレゼンを締める際の話し方について紹介したい。
●プレゼン終盤で重要になるのは「プレゼンの目的」
締め言葉を発する前に、プレゼン終盤では「説得力の裏付け」をすることが重要だ。
そのため、プレゼンを締める言葉の前は長々と話す必要がない。プレゼン終盤では、これまで話してきた内容で最も自信があることや結論を再度強調させよう。また、印象的なエピソードを話して、観客たちの記憶に残るような終わり方にするのもおすすめだ。
プレゼンの目的が「説得させること」であれば結論の強調を、「記憶に残すこと」であれば印象的なエピソードを話してほしい。
記憶に残るプレゼンを締める言葉
「以上で発表を終わります」以外のプレゼンを締める言葉
プレゼンを締める言葉として定番の「以上で発表を終わります」。
実はこのフレーズは、あまり丁寧な締めの言葉とは言い難い。
何故なら、最後までプレゼンを聞いてくれた人達に対する感謝の言葉がないからだ。
プレゼンを締める際は、下記のようなフレーズでプレゼンの聞き手に感謝の気持ちを伝えよう。
【例】
「以上です。ありがとうございました」
「ご清聴いただきありがとうございました」
※「ご清聴いただきありがとうございました」を締め言葉にすると、丁寧で感じの良い印象を受けるが、少しばかり噛みやすいので注意が必要だ。自信がなかったり、シンプルに終わらせたかったりする人は、「以上です。ありがとうございました」という言葉でプレゼンを締めくくろう。
●プレゼンの最後がかっこよくキマる「締めの言葉の言い方」
弱々しく締めの言葉を発してしまうと、せっかくのプレゼンが聞き手の印象に残らなくなってしまう。プレゼンの最後まで、「大きな声で、ハキハキと自信を持った喋り方」を意識してほしい。下記にプレゼンでの基本的な喋り方をまとめたので、そちらを参考にしながらプレゼン前に練習してみよう。
【例】
目線を下に向けない
聞き手をまんべんなく見渡しながら話をする
パソコンを見ながら話すのはNG
スクリーンを確認するときは「こちらのスライドをご覧ください」などと聞き手と一緒に見る
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、発表者の目線が下向きのままだと、聞き手は自分に向けて話しかけられていると感じなくなってしまう。しっかりと聞き手のほうを向いて、話し手に注意を引く必要があるということはプレゼンの基本として覚えておこう。
事前準備が欠かせないプレゼン。プレゼン内容はもちろんだが、最初の挨拶から最後の挨拶の事まで考えておく必要がある。
http://u-note.me/note/47488919
「締めの言葉」を準備しないまま本番に挑むのではなく、きちんと準備した上でプレゼンの最後をきれいにしめくくろう。