洪水の防災対策

洪水の情報収集
洪水の時は、やはりTVやラジオの情報に頼るのが一番である。よく天気予報で、降水確率予報というのを聞くことがあるだろう。日本はほかの国と違い確率的に当たるほうが多いから、梅雨の時期と春先にかけては見逃せない情報である。
 
またそれ以外に気象庁などから洪水警報、洪水注意報というものも流れる。これらは洪水から大きな災害が起こると予想された際に出されるもので、発表される基準は1時間か3時間といった短時間の雨量と、24時間の雨量の表示であり、これは各予報区で異なっている。この警報や注意報が出されたときには特に気をつけなくてはならない。
 
さらに、これらの情報は、洪水等の予・警報システムの整備により、(財)河川情報センターでも提供してくれるから利用するといいだろう。
洪水の防災対策
洪水の防災対策洪水の際、被害はできるだけ少なく留めたいとは誰もが考えることである。住宅の場合、高床式ほどではないにしろ、床下浸水を少しでも防ぐためには若干高くしておくか、もしくは1階を車庫などにすると効果的である。池など水を貯めておくところがあればなおさらいい。また、家の土台をしっかりと補強しておくことも必要である。
 
洪水発生時に行動面で気をつけなければならないのは、川の近くには出ないことである。そして避難所以外の場所へも行かないことを徹底しなければならない。もしどうしても外出しなければならない場合は、自動車等の大型のものが流されてくる危険性があることは常に頭に入れて行動しなければならない。

 

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