震災時の自宅・会社への連絡手段は?

地震被災後の対応地震にあった後、まず頭に浮かぶのが家族や会社への連絡です。地震発生直後には、安否の確認などで被災地域に電話が殺到して回線が混雑したり、電話線、電波の中継基地が被害をうけたりして電話がつながりにくくなります。また救援活動などのために設けられた災害時優先電話の回線を確保するために、一般の回線には規制がかけられます。

「災害時に携帯電話は通じない」と言われます。しかし、決してそんなことはありません。03、0422といった局番全体に通信規制のかかる一般回線に対し、携帯電話はアンテナごとに通信規制をかけます。しかも100%の規制をかけないことになっているので、今いる場所でつながらなくても、少し移動すれば通じる可能性が出てきます。時間がたてば、その可能性はさらに大きくなります。

また、携帯電話のメールに関しても同様の規制がかかるわけではありません。普段に比べれば送受信に時間はかかりますが、一般電話より通じやすいのは間違いありません。

被災時に、頼もしい存在として見直されるのが公衆電話です。一般の家庭の電話や携帯電話などと比べ、公衆電話は優先して通話が確保されます。しかも阪神大震災の教訓から大規模災害時には、無料扱いになります。グレーの電話はそのまま使え、緑の電話は通話後、コインが戻ってきます。

 

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いざというときのための対策、万全にしておきたいですね。