6 いつの間にか二重敬語を使っていませんか。

相手を敬う言葉として「敬語」があります。

社会人ともなれば、敬語にも気をつけるのが基本です。

上司といった目上の人に対して、敬意を払った言葉は、人間関係にも大きく影響します。

 

しかし、そんな敬語が行きすぎて「二重敬語」にならないように注意しましょう。

二重敬語とは言葉のとおり、敬語を二重に重ねてしまう言葉です。

私も二重敬語を間違って使ったことがあり、恥をかいたことが何度もあります。

まず私がした失敗の1つが「社長様」という言葉です。

実は「社長」というのは、その言葉がすでに敬語になっています。

役職は、どれも高い地位を表しています。

会長、社長、部長、課長、係長は、すべて役職の名前であると同時に、敬語でもあります。

その敬語に、さらに加えて「様」をつけるとどうでしょうか。

いささか「言いすぎ」という印象を与えます。

「お召し上がりください」という言葉はいかがでしょうか。

うっかり口にしていないでしょうか。

実はこの言葉も、二重敬語なのです。

 

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つい使っている言葉もありますね。区別して使えたら最高ですね。

 

「お」という言葉に「食べる」の尊敬語である「召し上がる」という言葉が重なり、二重敬語になっているのです。

このほかにも二重敬語はあります。

「ご覧になられましたか」
「お見えになられる」
「お伺いします」
うっかり口にしてしまう気持ちも分かります。

丁寧が行きすぎた言葉ですから、不快感を与えることはありませんが、社会人なら、言葉の区別をしておきたいところです。

まとめ
社内ビジネスマナーの基本 その6
二重敬語には、注意する。