「マイナス」も「プラス」に変換できる印象アップの会話術

●マイナスの会話が始まったらどうしますか?

プライベートでも、仕事であっても、相手からマイナスな印象がある会話をされることがあると思います。
そんな時、どのように返すのが正解か、というのは難しい問題ですよね。
悲しい話や暗い話などのマイナスな情報を、少しでも前向きな会話にしていくための「マイナス」を「プラス」に変える会話術をお伝えします。

 

●楽しみにしている週末の予定!でも予報は雨。
職場でも週末の予定を話すことは多いもの。
楽しい会話になりやすいので、質問もしやすい話題です。
ところが、週末の天気予報が雨、なんていう時には話が別です。
「旅行に行くつもりなんだけど、雨の予報なんですよね。」
なんて、悲しそうに言う同僚に対して、どのように返してあげたらよいでしょう。
「雨だったら残念ですね。」なんて普通に返すのでは、あまり明るい気持ちになってもらえません。
「週末の予報は雨になっていても、実際は晴れることも多いですよね。まだまだわかりませんよ。きっと大丈夫ですよ。」などと、希望を持たせてあげられるような会話に持っていけるとよいでしょう。

 

●財布など大事なものをなくした !
「大事なものをなくしてしまった!」という話題は、どう転んでも明るい話題にはなりそうもないですよね。
しかし、落ち込んでいる人でも、見つかるかもしれないという希望を持っているはずなので、ちゃんと勇気づけてあげることが大事です。
「私の友人も財布を無くしたけれど、1週間後に見つかりましたよ。」など、話してあげたら喜んでもらえそうな情報は日頃から集めておけると良いでしょう。
どこで落としたのか、何か手伝えることがないかを確認し、親身に相談に乗ってあげることも良いですね。
間違っても、「落としたものは見つからないよね。」「そんなに日にちがたっていたらもう無理でしょうね。」などという、相手を落ち込ませるようなコメントは避けましょう。

 

●家族が病気で看病が大変!
「実は私の父が入院してしまって、看病が大変なんです。」というような、深刻な話題になることもあります。
このような話題の場合、気安くなぐさめてしまうと、「人の気も知らないで!」とかえって不快な気持ちにさせてしまうこともあるので気をつけましょう。
辛い話であっても、誰かに聞いてもらえることで心が慰められることもあるもの。
こんな話題の時には、「大変ですね。」と相手の苦労に共感できるようなコメントをして差し上げることが大事です。
解決策を掲示することは難しい話題ですが、「何か私にお手伝いできることがあったら言ってくださいね。」と伝えるのも、相手にとっては嬉しいはず。
また、「お忙しいと思いますが、体を壊さないように気を付けてくださいね。」と、体調を気遣ってあげるのも良いでしょう。

 

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すぐ実践して一緒にいたいと思われる人になります。