侮れない!第一印象アップに欠かせない見た目以外の1割の要素

●第一印象は見た目と言うけれど!?

第一印象を決めるのは見た目が9割と言うのは有名な話ですね。
だからこそ、表情、メイク、ヘアスタイル、服装などお相手の視界に一番に飛び込んでいく要素はとても大切です。
しかし、第一印象は視覚情報だけではありません。
視覚情報以外にも、聴覚情報や言語情報も第一印象を決める大事な要素となります。
見た目だけではない残りの1割も手を抜かず、第一印象がさらに良くなるポイントをお伝えいたします。

 

●第一印象がさらに良くなる声を分析
笑顔も身だしなみも完璧になったら、次は声です。
声は高すぎても幼い印象になりますし、低すぎると暗い印象を与えてしまう場合もあります。
また、声が小さすぎると自信がないような印象を与えてしまいますし、そもそもお相手にとったら話がよく聞こえなくて困ってしまうかもしれません。
声も個性の一つなので無理やり変える必要はないですが、地声が低いなと感じる人は少しトーンを高くしてみる、地声が高すぎる人は落ち着いた声を出してみるなど、調整してみることが大切ですね。
さらに自分で聞いている自分の声と、他人が聞いている自分の声は大きく違っていたりします。
留守番電話の自分の声や、動画の自分の声が普段と違うように聞こえる!という方も多いのではないでしょうか?
自分の声を客観的に知り、笑顔の第一印象にプラスできるような声を心がけたいですね。

 

●会話だって第一印象を左右する
初めて会う人と話をする時、一番困るのは「何を話せばいいのか」ということではないでしょうか?
つまり、会話も第一印象を作り上げる大事な要素なのです。
話題にもマナーがあります。
例えば、プライベートな家族のことなどをいきなり聞かれると面食らってしまいますよね。
また、政治や宗教の話は人それぞれの意見があるので好ましくありません。
お天気などは無難ではありますが、いまいち印象に残りづらいですね。
出身地や好きなものなど、会話を楽しく続けられそうな話題をお相手によって瞬時に選択できるかが大切になります。

 

●この一言を先に言えるか!?
初めましての相手の方に必ず先手で言いたいのが、「お目にかかれて嬉しいです。」の一言。
ビジネスで初めて訪問する時、紹介していただいた人と初めてお茶する時などシチュエーションは様々あるかもしれませんが、それぞれの大切な時間をこの場に割いていることは事実。
貴重な時間を割いて会う時間を作ってくれているお相手に対して、時間を作ってくれるお礼を申し上げるのはもちろん、お目にかかれて嬉しく思っている気持ちを伝えることで、印象が更によくなります。
ご挨拶の際にはぜひこの一言を添えてみてくださいね。
自分が先に言えることができるか・・・それがポイントです。

 

●聴く姿勢を大切に
挨拶が一通り終わったら、その後は話すより聴く方が大切。
初めてお会いする方に自分のいろいろな情報を話したい!という気持ちがあるかもしれませんが、まずは聴く姿勢を心がけましょう。
お相手が話すのが苦手な方や緊張してなかなか話し出せないという方であれば、こちらから質問して会話を促すなどの努力も大切ですね。
話したがりはひとりよがりな印象を与えてしまいます。
せっかく表情や身だしなみも完璧で、声にも意識していたのに、独りよがりな会話を続けてしまったら見た目の印象の良さも台無しになってしまいます。
お相手の話を伺い、共感するという姿勢が大切です。

 

●最後に第一印象を決めるのは見た目じゃない
第一印象の9割は見た目です。
だからと言って残りの1割を軽視してしまったら、見た目の良さも半減してしまいますね。
見た目は最初に入ってくる情報ですが、声や会話は最後に入ってくる情報です。
最後にインプットされるからこそ、見た目の印象をさらに良くするのか、見た目の印象を台無しにするのかが決まります。

 

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聴覚情報や言語情報を第一印象をさらにアップさせるツールとして磨いていきたいですね。