13 ヒューマンエラーは「アナログ」で発生する。

デジタルな仕事は、すべてコンピューターに任せます。

 

しかし、アナログな作業はコンピューターにとって苦手ですから、人間が行います。

いえ、アナログは人間にしかできませんから、人間がするしかないというのが実情です。

人間がするしかないアナログ作業で、ヒューマンエラーは発生します。

ヒューマンエラーは「0(ゼロ)」と「O(オー)」のようなアナログな部分に限って起こります。

デジタルであるコンピューターは「0(ゼロ)」と「O(オー)」を完全に見分けますが、アナログである人間は見間違えます。

ヒューマンエラーの正体は「アナログ」です。

アナログが絡む部分こそ、厄介なのです。

 

さて、これに気づけば「ヒューマンエラーの正体とはアナログ」ということが分かりますね。

電卓での押し間違えがないかぎり、電卓が計算を間違えることはありません。

もしデジタルですべてを構成することができれば、人間が介入する部分がなくなり、単純なミスがなくなります。

 

しかし、ここが難しいところです。

本題は、ここからです。

「ヒューマンエラーをなくすために、すべてをデジタルにすればいい」と単純に考え、そうしてしまうと、どうなるでしょうか。

冷たくなります。

心の温かみが感じられなくなり、人間への受けが悪くなります。

人が温かみを感じるのはアナログであり、アナログこそ人間が求める最大の安らぎです。

その安らぎであるアナログが完全になくなると、人間は冷たく感じ、嫌がります。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

人間が触れる末端だけをアナログにして、途中過程はすべてデジタルにすればいい。

はじめと最後だけアナログにして、途中過程はコンピューターに任せるということです。

HappyLifeStyleでは、執筆作業はアナログで行っていますが、データの保存、転送はコンピューターに任せています。

私が情報を発信して、あなたが情報を受け取ります。

はじめと最後は人間ですが、その途中にはコンピューターやインターネットというデジタルな処理、ネットワークがあります。

インターネットという大規模な0と1のデジタルネットワークを使い、世界中に公開します。

アナログである文字のデジタル変換を私が行い、デジタル処理はコンピューター、デジタル転送はインターネットが行います。

受け取ったデジタル信号を、アナログである文字として表現して、最終的にあなたが読み取ります。

はじめと最後だけ、アナログ。

途中はすべてデジタルにします。

こうすることで、文字の伝達の間違いを徹底的になくし、かつ、人間特有の温かみを維持できるのです。

まとめ
ヒューマンエラーを防ぐ方法 その13
人間が触れる末端だけをアナログにして、途中過程はデジタルに任せる。

https://happylifestyle.com/5009

 

たしかに!!