17 恥ずかしさを捨てなければ、ヒューマンエラーを撲滅できない。
ヒューマンエラーが発生する当たり前の要素に「分からないことは分からない」ということがあります。
分からないまま作業を進めると、どうなるのかというと、失敗やミスをします。
当たり前のことです。
作業の中で、分からない部分があったときには、理解も作業もできるはずがありません。
分からないものは、分かりません。
本人も、自分が理解不足だと分かっているはずです。
では、作業前に自分が理解不足だと知っていながら、なぜ質問することができないのでしょうか。
恥ずかしいからです。
聞くと頭が悪いと思われ、恥ずかしいから質問できません。
この恥ずかしい気持ちは、ヒューマンエラーをなくすために、最初に捨てなければなりません。
変にプライドを持っている人ほど、要注意です。
頭の固い人ほど、質問するとプライドに傷がつくので、知ったかぶりをします。
いつか大失敗を犯してしまいます。
まず、知らないことをなくすために、責任者に質問することです。
質問は、責任者にとっても、作業者がどのくらい理解しているのかを把握できます。
まとめ
ヒューマンエラーを防ぐ方法 その17
「質問するのが恥ずかしい」という気持ちを、捨てる。
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聞かずにわからない方が恥ずかしい。