短期記憶に頼らない。

作業をするときに「人間の短期記憶は頼らない」という原則を守ってください。

「頭で覚えておこう」はやめることです。

「紙に書こう」「手順書に書き込んでおこう」が正解です。

頭で覚えると忘れます。

 

しかし、紙にボールペンで記録すれば、消えません。

これくらい大丈夫と思う単純な注意ほど、頭で覚えます。

「そのときになったら、そうしよう」と思います。

生半可な知識のある人ほど自分の能力を過信して、短期記憶に頼ろうとします。

 

しかし、実際そのときになれば、忘れていることでしょう。

人間の短期記憶は、短期しか持続しません。

ささいなことほど、紙に書きます。

注意や追加の手順は、頭で覚えるのではなく、紙に書きます。

手順書を使っていれば、その項番のところに直接ボールペンで書けばいい。

手順書を見て作業を進めているかぎり、忘れたり見落としたりすることはありません。

自信過剰にならないことです。

自分を過信しすぎる人ほど、交通事故を起こしやすいのと同じです。

短期記憶を使わない人ほど、プロなのです。

まとめ
ヒューマンエラーを防ぐ方法 その29
中途半端な短期記憶に頼った作業は、やめる。

https://happylifestyle.com/5011

メモすることはとても重要ですね。