銀座の元ママが見た!!デキる人になりたければ○○

1 デキる人は時間厳守!
5分前行動は社会人の基本などともいわれますが、お仕事がデキる方で、遅刻グセのある方を見たことがありません。天候や事故など不測の事態で遅れることもあるでしょう。ですが、デキる方というのはそういった不測の事態にもできる限り備えて、約束の時間よりかなり前に到着していらっしゃる方が多いように思います。

待ち合わせるときは、最低でも5分前には着いているよう心がけておりましたが、たいていのお仕事がデキる方はご到着が早かったですね。もっとも、会社のトップであれば、時間の融通もつけやすいでしょうし、同じように30分以上前の到着というのは、普通の会社員には少々難しいかもしれません。時間を厳守するという行為に、さまざまな伝説をもつその方の生きざまを見せつけられた思いがするんですよね。

いかなるときにも誰に対しても時間にきちっとしていらっしゃるからこそ、浮き沈みの激しい世界で長きに渡り、実績を上げ続けてこられたのだなと、お会いするたびに身が引き締まりました。時間厳守は当然、人と会うときだけではなく、さまざまな納期においても守らねばならない基本ルールです。

 

2 お金の約束は守る

お金のやりとりに関しても、きっちりしておきましょう。お金に関することなんて、まともな社会人なら守って当たり前だとお思いでしょうが、意外なところでだらしなさが露見するジャンルでもあります。1円をないがしろにする者は1円に泣く。これ、本当だと思います。

たとえば、誰かとタクシーに乗ったとします。自分が料金を支払うのが当然という場面で細かい持ち合わせがなく、同乗者に出してもらったら、たとえ数百円であったとしてもそれは返さなくてはいけないお金です。足りない分の10円であったとしても、必ず返しましょう。

「ごめん、後で返す」と言って、そのまま返さないタイプの方というのは出世できません。部下でいる間は上司にかわいがってもらえて部長あたりまで引き上げてもらえても、下から支持を得て、持ち上げてもらわないといけないときに、それ以上は上にいけないんですよね。

 お金を支払う立場というのは、お金を払うという責任を引き受ける立場であり、主導権を握る立場でもあるんです。そんなときに10円でもお相手からもらってしまうということは、責任と主導権の放棄になってしまうんです。10円の損をお相手に被せて平気な人はもっと大きな損も被せて平気なもの。俺が責任をとる、部下を守るという気概がないんです。

一事が万事。小さな行為に人間性は宿ります。それを部下というのはちゃんと見ているんですね。だから、もし、デキる人になりたいのであれば、どんなに小さな額でも、自分が支払うべきものならば、1円に至るまで自分で支払うという覚悟をもちましょう。

 

3 究極は約束を守ること

言ったことはやりとげましょう。時間にしろ、お金にしろ、要は約束を守るということなのです。そして、ひとたび約束したならば、その約束を守りきる! デキる方ほど、社会的立場がある方ほど、小さな約束を大切にされる印象があります。そうでない方は、やはり大きな肩書きがあっても、その後、落ちぶれていくようです。テレビにも出て、著書もたくさん出していて有名な経営者なのに、実績に疑問符がつくような方はたいがい、約束を守らない方。小さな約束を反故にするうちに、大事なことを取り逃してしまった結果なのです。

仕事というのはいうなれば、約束の積み重ねじゃないですか。何月何日までにいくらの予算で、これこれができますか? はい、できます、という。規模の大小はあれど、その繰り返し。約束を守ることで信用が生まれ、人間関係が築き上げられていきます。自分を信用してくれる人間なくして、仕事の発展はありません。最低限、時間とお金の約束さえ守っていれば、なんとか食べていくことはできます。

 

いい大学を出ていなくても、大した業績を上げられなくても、約束を守る人間は決して、見捨てられることがありません。成功者として人生を終えることができる方というのは、時間とお金という最低限の約束を守ったうえで、何かを発明したり、ひと一倍努力をされた方です。が、時間とお金の約束を徹底的に守るだけで、ビジネスマンとして平均より上にいけます。本当です。これまでの自分を振り返って、1分の遅刻、1円のズルをしてきた方は、そのクセを直すだけで評価が高まるはずです。そして、それは約束を守るということを徹底した人にだけ、わかることなのです。

 

https://next.rikunabi.com/journal/entry/20170124_M

 

時間は命と同じと良い言われます。約束を守ることを今日からまた徹底します。