5 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。

会って話をするときは、相槌として、首を上下にふります。

うなずきです。

 

一方、電話で話をするときは、どんなに首を上下に振っても、相手には見えません。

見えなければ、うなずきは無駄であるように思えます。

ここがポイントです。

動きが見えなくても、うなずきは、したほうがいいのです。

見えるかどうかの問題ではありません。

気持ちを伝えやすいかどうかです。

体を動かしながら声を出すと、言葉に気持ちを込めやすくなります。

気持ちのこもった声は、聞いてすぐ分かります。

「なるほど」「そうか」という相槌のイントネーションが、豊かなのです。

うなずきだけでなく、表情を変えましょう。

楽しいときには、うなずきながら笑顔になります。

悲しいときには、うなずきながら眉をひそめます。

相槌に、もっともっと、気持ちを込めることができます。

気持ちのこもった相槌は、見えなくても、見えます。

相手の笑い声が聞こえると、笑っている相手の顔が思い浮かぶのと同じです。

感情豊かな声を通して、相手はあなたの様子が、自然と目に浮かぶのです。

「きちんと聞いてくれている」と分かれば、もっと話をしたくなります。

電話の会話が、盛り上がりやすくなるのです。

まとめ
感じのいい電話対応のマナー その6
見えなくても、相槌の動きを表に出す。

https://happylifestyle.com/12403

見えなくても伝わります。