24 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。

留守番電話のメッセージで、よく聞かれるフレーズがあります。

 

「話があります」です。

 

よくよく考えると、おかしなメッセージです。

話があるから、電話したのです。

電話がかかってきた時点で、話があるのが分かります。

「話があるのは分かっているよ」と、突っ込みを入れたくなります。

しかも「話があります」と念を押されると、内容が気になります。

念を押されていると、良い話より、悪い話を思い浮かべやすくなります。

「何か悪いことをしたのかな」と不安になり、落ち着きません。

もしかすると「お宅が火事です」という連絡かもしれません。

内容が気になって仕方ない。

「話があります」というメッセージは、もはや嫌がらせです。

本人に悪気がないとしても、できるだけ避けたいメッセージです。

留守番電話の用件は、具体的に残すのがマナーです。

「次の待ち合わせ時間について変更させてください。13時はいかがでしょうか。またご連絡いたします」
具体的に言うほうがすっきりします。

「留守番電話に長いメッセージを残すと、迷惑になるのではないか」と思いますが、考えすぎです。

「話があります」という短いメッセージのほうが、はるかに迷惑です。

用件の頭だけでも残しておくほうが、気持ちよく聞けます。

まとめ
感じのいい電話対応のマナー その25
留守番電話にメッセージを残すときは、具体的に伝える。

 

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相手のことを想像することで配慮が生まれます。