ひなまつりの食べ物のひとつ「はまぐりの吸い物」「ちらし寿司」とは?

■はまぐりの吸い物

海に近い地方では「磯遊び」をし海の幸をお供えしていました。貝類はこの時期が
一番美味しくなる事と2枚貝は同じ貝しか合わない事から、貞操の象徴となり相性の
良い結婚相手と結ばれる縁起の良い食べ物になります。

はまぐりは夫婦が仲良く暮らせると言う意味もある事から、江戸時代には花嫁道具
に1年分の貝合わせの貝殻を持たせる風習もあり、結婚式には開いた1つの貝に貝の
身を1つずつ置いて、1つの貝で2つの身を食べる習わしがあります。

ひな祭りのはまぐりも1つの貝から2つの身を食べる事でこれからの幸せを願うよう
にすると良いのかもしれません。

■ちらし寿司
ちらし寿司はひな祭りだから食べる食べ物ではなく、祝い事の時に使われる食べ物
になり、春の季節と華やかな雰囲気がひな祭り向きになり食べられるようになりま
す。

ひな祭りに使われるちらし寿司の定番の具にはえび・れんこん・豆があり、えびは
長寿、れんこんは見通しがきく、豆は健康にまめに働くと言われ縁起が良いと言わ
れる具が使われます。

 

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昔の人は何からでも幸せを感じるようにしてたんですね。