15 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。

一般的に名刺を先に差し出すのは、立場の低い人からと言われています。

 

たとえば、相手がお客様の場合、営業担当者から名刺を差し出すのが正しい順です。

 

さて、それが分かっていても、実際にはそのとおりにいかない状況もあります。

相手が非常に名刺を出すのが早い場合もあるでしょう。

名刺入れを取り出すとき、名刺入れがたまたまポケットの角に引っかかり、もたつくこともあるでしょう。

自分から先に名刺を差し出すべきと分かっていても、名刺をすぐ取り出せず、相手に先を越されることもあるはずです。

悪気はないのですが、人間ですから、そういうこともあります。

もし相手に先に名刺を差し出されたときは、名刺の同時交換は諦め、まず相手の名刺をきちんといただきましょう。

必ずしも同時に交換しなければいけないわけではありません。

相手をお待たせするわけにもいきませんから、先に受け取ることを優先させたほうがスムーズです。

「頂戴いたします」と言って、両手で受け取り、名前や役職などを確認します。

次に自分の名刺を「申し遅れました」という一言を添えて差し出します。

まとめ
名刺交換のマナー その15
相手に先を越されたときは「申し遅れました」と一言添えてから、名刺を渡す。

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申し遅れました。の一言が大事。