【お花見シーズン】騒音問題

お花見はお静かに…

なんて言われると、じゃぁ何のために集まるの?ってほど、「宴会」のためにお花見するグループが多いのも、桜花見の特徴です。桜でなければ、紅葉ですかね。花火ってのもありですね。

梅を見ながら弁当でも… (でも、寒いし)
コスモスみながら酒でも… (いまいち雰囲気が違う)

とにかく楽しむために集まっているのに、静かにしなければいけない、なんて矛盾しています。
でも、静かにするのと、騒音を出すのとは、また少し意味合いが違ってきます。

人が集まるところで問題になるのは、騒音です。
騒音とは、騒がしくて周囲が不快と感じる音のことです。
環境基本法では、きちんとその音の大きさの基準が決められており、公害のひとつとも言われています。

デパートの中のざわめきや、コンサートホールの大きな音は、騒音ではありません。笑いの輪が広がっていくようなにぎやかさも騒音とはいいませんよね。

具体的に何を騒音と感じるかは、個人の心理状態や感覚、生まれ育った環境によってかなり違いがあり、とくに集会による騒音は、出している人たちにとっては、とても楽しい音だというところで、双方のギャップが大きすぎるところがトラブルの原因となるのです。

花見が騒音となるケースは、その場所に集まる当事者同士よりも、近隣に住居がある場合に考えられます。

ただ単なる人が集まったときのざわめきから、カラオケ、自動車の移動音など、花見に関係のない人にとっては、不愉快な音です。

騒音は、イライラするといった心理的な不快感から、睡眠障害、難聴、精神障害にまで発展してしまう根源です。

特別に許可された広い場所でなければ、カラオケはもちろん、声のトーンに注意を払って欲しいですね。
また、酒が入ったときの話の中身にもご注意を。隣の席のプライベートな話は聞きたくないですから…

 

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