20一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。

名刺交換をしたとき、頂いた名刺は、名刺入れの上に置くのがマナーです。

名刺交換する相手が、1人だけの場合は、これでいいのです。

難しいのは、一度に複数人と名刺交換をする場合です。

名刺入れの上に置けるのは、基本的に1枚だけ。

名刺を重ねたり束ねたりすれば、名刺入れの上に置くことはできますが、当然タブーです。

名刺はその人の分身ですから、相手の前で重ねたり束ねたりするのは避けるべき行為です。

 

さて、こうした状況では、最も役職の高い人を名刺入れの上に置くのが適切とされています。

最も肩書の高い人だけ、名刺入れの上に置き、ほかの人の名刺は、直接机の上に置かせていただきます。

直接机の上に置くのは好ましくないのですが、仕方ない状況のため、許容範囲です。

相手の氏名を間違えないようにするため、相手の着席位置に合わせて、名刺を並べましょう。

 

ただし、例外もあります。

全員が同じ役職であったり、役職が不明であったりする場合は、名刺入れの上に置く1枚を選ぶのは難しいでしょう。

この場合、誰の名刺も名刺入れの上に置かず、あえてすべての名刺をテーブルの上に直接並べます。

時と場合によっては、許容範囲のマナーです。

まとめ
名刺交換のマナー その20
一度に複数人と名刺交換したときは、最も役職の高い人の名刺を、名刺入れの上に置く。

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臨機応変に。マナーとして知っておきましょう。