23 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。

名刺は、誰に渡すかが重要です。

「とりあえず名刺交換をしておけば、失礼にはならないだろう」
「できるだけ多くの人に名刺を渡せば、ビジネスチャンスも広がるのではないか」
そう思い、積極的に渡そうとする人もいるかもしれません。

 

たしかに積極的な名刺交換によって、偶然得られるビジネスチャンスもあるでしょう。

成り行きの名刺交換のおかげで、人脈が広がったり、新しいビジネスにつながったりする場合があるのもたしかです。

 

しかし、仕事に無関係の人にまで名刺を渡すのも、考えものです。

名刺は、ただ渡せばいいわけではありません。

渡しすぎるのもよくないのです。

仕事に関係ない人にまで名刺を渡すのは、個人情報をばらまくようなもの。

その後、営業や勧誘の問い合わせが押し寄せるに違いありません。

営業の電話やメールの対応が増えるだけになり、本業の妨げになるのです。

メリットがあるのも事実ですが、デメリットがあることを理解した上で、慎重になる必要があります。

名刺交換は、可能なかぎり、仕事に関係する人に限定するのが得策です。

ビジネス上で必要ないと思えば、あえて名刺交換をしない判断も必要です。

時には「ただ今、名刺を切らしております」という嘘が適切になる場面もあるのです。

まとめ
名刺交換のマナー その23
名刺を渡すのは、商談や交渉など、ビジネス上で必要な相手のみにする。

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自己判断の重要性ですね。