お正月のしめ縄の由来とは?

しめ縄の由来は、こんな神話が元になっていると言われています。

ある日、天照大神(あまてらすおおみかみ)は、弟である須佐之雄命(すさのおのみこと)が悪さばかりをする事に怒ってしまい、天の岩屋へと隠れてしまいました。

天照大神は太陽の神であるため、その姿を隠してしまったために世の中が真っ暗になってしまいました。

これに困った八百万の神様は何とか天照大神を岩屋から連れ出すために、岩戸の前で酒を交わし、踊り出したのです。

その騒ぎに何事かと思った天照大神が、岩戸からそっと身を乗り出して様子を伺いに来た時に一斉に神様達は岩戸を閉め、再び天照大神が岩屋に逃げ込まないようにと、しめ縄で岩戸を縛ってしまったという話が元となっていると言われています。

 

そこから、しめ縄は神様が宿る、または不浄なものや災いをもたらすものが入り込まないように結界を張る、という意味で飾るようになりました。

 

https://sk-imedia.com/shimenawa-3628.html