よく耳にする初詣とは何のこと??

初詣の言葉の定義としては、
「年が明けてから初めての神社やお寺へのお参り」を指します。
『詣』という漢字は「社寺をお参りする、参拝する」という意味があるので、
初詣はそのままの意味ですね。
では、初詣にはどういう目的で行くのでしょうか?

初詣へ行くと、
神様に感謝を捧げ願い事をしたり、絵馬に願いを書いたり、お守りを買ったりします。

つまり、初詣は旧年の感謝を捧げるとともに、
新年が良い年になるように願掛けを社寺の神様に行うための行事です。

ただ、お正月には正月飾りを飾ったりお雑煮を食べたりしますが、
これらの正月行事も初詣と同様に神様への感謝を捧げて新年の願掛けをするためのものです。

家で行う正月行事と初詣は何が違うのか、
家で行うのなら初詣に行く必要はないのではないか?
このように思う人も多いのではないでしょうか。

実は、正月飾りに宿るとされる神様は“歳神様”であるのに対し、
社寺の神様は“氏神様”なので、両者は異なる神様なのでそれぞれ違った意味合いがあるとされているのです。

ちなみに歳神様と氏神様については以下の通りです。
歳神様:正月に各家に毎年やってくる神様。先祖の霊とみなされることもある。
氏神様:同じ地域に住む人々によって共同で祀られる神様。

 

正しく理解してお参りしましょう。

 

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