玉串について

玉串は神道の様々な儀式、神事に用いられます。


●神社にお参りするときは、普通に参拝する場合と、神職祝詞をあげてもらったり、祈祷やお払いをしてもらう正式参拝をする場合があります。
玉串は、正式参拝のときに、神様への捧げものとして祭壇に奉納します。これを玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)は、以下のような場合にも行われます。
◎ 玉串は、結婚式、安産祈願、お宮参り、七五三などで祝詞(のりと)を奏上してもらう際にも奉納されます。
◎ 玉串は、地鎮祭などの神事にも奉納されます。
神道の葬儀や法要の際に、いわば焼香の代わりに参列者が祭壇に供えます。

【補足解説】
●榊は、神木として神様に供せられることが多く、神棚にも備えられます。
●紙垂(かみしで)は、紙四手と書かれることもありますが、「四手」は当て字です。「垂らす、下げる」という意味の「垂づ(しづ)」の連用形が「しで」です。
注連縄(しめなわ)に紙垂をたらしたものは、神様の領域と、外界を区別するために貼られ、神棚にも用いられます。


http://www.jp-guide.net/manner/ta/tamagushi.html