おみくじの起源
新年を迎え、初詣に行かれた方も、たくさんいらっしゃると思います。
お参りの時に、必ず、おみくじを引かれるなんて方も、いらっしゃいますよね。
新しい年は、どんな年になるのか、おみくじによって、励まされたり、心を引き締めたりされることもあると思います。おみくじは、元来、占いのひとつであったと言われています。
つまりは、神様の意向を伺うための、神前で行う、厳粛な儀式であったのだそうです。
古来は、政(まつりごと)などや、後継者などを選ぶ時にも、神の意志として、判断に使われていました。
おみくじの起源とされているのは、平安時代に、天台宗延暦寺の高僧でいらっしゃった良源という方が、延暦12年にはじめられた
「元三大師みくじ」
だと言われています。
もともとは、漢詩で吉凶をつづっていたものが、江戸時代に、たくさんのおみくじから、一枚を引いて吉凶を占う、現在のシステムになったようです。