男女必見!北新地ホステスに学ぶ『おもてなし』のマナー13
Ⅱ お客様との対応
2 好みのお酒や嫌いなおつまみは忘れぬこと。
2度目のご来店の時、注文のお酒の種類を訊くようでは、落第。
3 前回ご来店された時の話題と、
一緒に来られたお連れ様の名前を覚えていること。
この『忘れぬこと』へ身構えてしまう必要は全くありません。
対応方法は、実にシンプルです。
『1回目にお会いした後に、どれだけ情報を残しておくか』がポイントになります。
携帯メモでもお客様ノートにでも、
気付いたことは箇条書きでもなんでもいいので、すべて残すこと。
さらに残す上でのポイントが、
『お客様の好き嫌い』や『お客様を語る上での数字などの具体的なもの』です。
単純な誰にでも出来る作業を、
誰もがやらないほどやることで結果が変わってくるのです。
頭は考えるために使うものなので、
インプットした後に忘れてはいけないことは記録に残しておけば、
2回目にお会いするまでに忘れてしまってても大丈夫です。
2回目にお会いできるのがいつになるかはわかりません。
しかしながら、お相手の方に喜んでいただくために、
お会いできない間にできることはちゃんとあります。
お相手が大事にしていることに誠実に寄り添ってあげることで、
あなたがお相手の方にとって、掛け替えのない存在になることでしょう。