仕事が辛い人に共通する思い込みと働き方を変える考え方②【考え方】

頑張れば認められると思っている


頑張れば認められる、成果を出すと認められると思っていることが勘違いです。
価値のない自分に、頑張るや成果を付け加えることで価値のある自分になろうと思っているのです。

これは、両親の育て方に影響を受けています。

頑張ったら褒める、よくできたら褒める、静かにしていたら褒める。
一見、良いように思うかも知れませんが、どれも条件付きの承認なのです。
その条件をクリアすると認められ、その条件をクリアできなかったら認められないと感じているのです。

そして、今までこのルールを当たり前だと思って頑張ってきており、
頑張る自分を褒め、できない自分を裁いているため、このルールを強化してきたのです。
だから、仕事が辛くなっても、頑張ることがやめられず、頑張らないことが非常に怖いのです。

頑張らなくても認められると思う方法は二つあります。

一つ目は、「頑張らなくてもすでに認められている」と前提を変えること。
すぐにそう思えない場合は、「頑張らなくても認められているの『かも』」と疑ってみてください。

疑い始めた瞬間から、「頑張らなくても認められる」という事実の受け入れ体制が自分の中にできて、
少しずつ「頑張らなくても認められる」証拠が集まり始めます。

二つ目は、実際に「頑張らない」ということを試してみてください。
自分で体験することによって、すぐに腑に落ちていきます。