2018-01-02から1日間の記事一覧

玉串について

玉串は神道の様々な儀式、神事に用いられます。 ●神社にお参りするときは、普通に参拝する場合と、神職に祝詞をあげてもらったり、祈祷やお払いをしてもらう正式参拝をする場合があります。玉串は、正式参拝のときに、神様への捧げものとして祭壇に奉納しま…

玉串料と初穂料の違いは?

神社に渡す謝礼の表書きとしては、「御初穂料」「御玉串料」「御礼」「御祭祀料」「御祈祷料」などがあります。一般的に良く用いられるのは「初穂料」「玉串料」「御礼」です。 では、玉串料と初穂料はどうちがうのでしょうか? ●初穂とは、その年の最初に収…

地鎮祭とは?

地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。 ●建物を建てる土地や、土木工事をする土地の氏神様の神主を…

【どうして祝日?】海の日ってこんな日!

海の日は7月の第3月曜日です。 あなたのお仕事が、週休2日制であれば、土曜日・日曜日とつながって3連休になるので嬉しいですね。以前は、海の日の日にちは「7月20日」と定められていました。しかし、2003年(平成15年)からハッピーマンデー制度が導入され…

海の日には何をするの?

海の日の趣旨は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことでした。ハッピーマンデー制度により、第3月曜日として祝日があてられ、毎年日付が変わりますので、あまり趣旨を意識して過ごす方はいないと思います。「海の恵みに感謝する」…

よく耳にする初詣とは何のこと??

初詣の言葉の定義としては、「年が明けてから初めての神社やお寺へのお参り」を指します。『詣』という漢字は「社寺をお参りする、参拝する」という意味があるので、初詣はそのままの意味ですね。では、初詣にはどういう目的で行くのでしょうか?初詣へ行く…

初詣の歴史・由来

現在の初詣の形式は地方によって多少変わってきますが、大体が「正月に有名な神社や寺へ参拝する」というものです。これが日本において文化として定着していますが、この形になるまでは色んな歴史があります。1.年籠り初詣の元々の由来と言われているのは『…

初詣の仕方・初詣でのしかたについて

参拝の作法については、手水舎で手や口を清め本殿に向かい、鈴を鳴らし、ニ礼二拍手一礼の作法で拝礼を行いますが、それ以外に、初詣でに行われることについてご紹介します。 初詣でで行うこと(1) 古いお札やお守りを奉納する。◎前の年に一年間お世話にな…

七五三の由来と時期

福岡には太宰府天満宮があります。毎年、11月の土日には、子供の健やかな成長を祝うために、両親に手をひかれた晴れ着姿の子供達をみかけます。つい100年くらい前までは、日本でも、貧困や衛生、医療面 などの問題から、乳幼児の生存率は今ほど高くありませ…

七五三のお祝いとは?

■三歳のお祝い 3才のお祝い・髪置の儀 (かみおきのぎ)・平安時代は、男女共に生後七日目で産毛を剃り、三歳までは坊主頭で、三歳から髪を伸ばしはじめました。この、髪を伸ばしはじめる儀式の名称が「髪置の儀」です。 ■五歳のお祝い 5才のお祝い・袴着…

知りたい!指ごとの指輪の意味は?その①

そもそも、どうして指ごとに異なる意味があるのか。この由来については残念ながら、定かではありません。しかし、指輪自体の歴史は古く古代のローマなんかでも権力者や英雄が、すでに身につけていました。なので、その意味についてもそれなりに歴史が、あり…

知りたい!指ごとの指輪の意味は?その②

■右手の親指リーダーとしての風格を得られる集団のトップになることができる 指導者としての成功を、意味します。利き手の中で一番太く、頼り甲斐があるってところから、この意味がついたんじゃないでしょうか。仕事で、部下を持つようになったり責任者を任…

知りたい!指ごとの指輪の意味は?その③

■左手の親指 信念を貫く難関突破自信をもつまさに、目標を叶えるためにふさわしい意味の指ですね。この指に関しては、歴史も古く古代ローマでは、なんでも願いが叶う指としての、言い伝えもあったようです。その由来としては弓矢を引くときに、親指を傷つけ…

指によっての指輪の名前があった??

指に合った、指輪を探すとなった場合、うまく探すことが出来ないなんてことも、あるかもしれません。主な原因としては指輪のサイズや、デザインのバランスですよね。これらを、効率的に選ぶためにどうやって、目的の指輪を探せばいいのか。指によって、指輪…

どうして節句と言うの?由来は?

「節」は季節の変わり目という意味。節句は季節の節目に、無病息災、豊作、子孫繁栄などを願い、お供え物をしたり、邪気を祓う行事で「節供(せっく)」ともいいます。※「節供」は、季節の変り目に神に供えた食物のことです。人日(じんじつ・1月7日)、上巳(…

端午(たんご)の節句って?

一言でいうと、男の子の成長を願う節句のことをいいます。 ※女の子は桃の節句(上巳の節句)本来、端午(たんご)とは月の始めの午(うま)の日をいいますが、旧暦5月5日(現在は新暦5月5日)を端午というように変わりました。古代中国では、この日を薬採り…

なぜ「こどもの日」に鯉のぼりを立てるの?

屋根より高い鯉の~ぼ~り~ というわけで、端午の節句 に「鯉のぼり」を立てるようになったのは、江戸時代の中頃といわれています。「鯉の滝登り」という言葉はご存知ですよね。中国の黄河の中流に激流が連なった難所があり、そこは「竜門」と呼ばれていま…

なぜ「こどもの日」に五月人形を飾るの?

五月人形とは、男子の誕生を祝うとともに、無事に成長し、強く、逞しく、賢い大人になるようにとの願いを込めて、5月5日端午の節句に飾る人形です。五月飾りは家の中に飾る「内飾り」と屋外に飾る「外飾り」に大きく分かれます。内飾りには、現在、メインと…

初節句とはどういうこと?

一言でいうと、子どもが生まれて初めて迎える節句のこと。赤ちゃんの健やかな成長を祝うと共に厄除けを願う行事です。女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)にお祝いします。生まれてすぐなどの場合は翌年の節句にお祝いすることが多い…

人日 (じんじつ)の節句とは?

人日の節句とは、1月7日のことを言います。 五節句は3月3日、5月5日など奇数の月と重なる日が選ばれていますが、1月は1日の元日を別格とし、7日の人日を五節句(五節供)に入れています。「七草」「七草の節句」ともいいます。七草がゆを食べる風習は今でも…

七草がゆの説話があった??

そもそも七草がゆとは、春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って1月7日に食べられる。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われる。この行事は、平安時代には行われていたが、室町時代の汁物の原型ともされている。そし…

しめ縄・しめ飾りを飾る時期は?処分の仕方は?

■飾る時期 しめ縄やしめ飾りは、新しく年が明ける前に飾ります。もっとも多いのが25日から28日ごろで、29日は9が苦となり縁起が悪いとされ、31日に飾るのも「一夜飾り」と言って神様に失礼だと言われています。■いつ外したらいいの?処分の仕方は?しめ縄や…

【お正月】どうして門松を飾るの?

門松というお飾りは、お正月に歳神がそれぞれの家に訪れるための依代という意味が、あるんですね。門松は歳神の依代お正月というのは歳神が、地上に降りてくるなんて意味も、あったんです。その歳神が、自分の家に寄ってくれて今年1年の幸福を、もたらしてく…

門松はいつからいつまで飾るの?

門松を飾るためにはその期間に、気をつけないといけません。なぜかというと飾ると縁起が悪いと言われる日が、いくつかあるからです。基本的に、門松を飾る期間は12月13日から1月7日(松の内)までと、言われています。ただ、地域によっては1月15日の小正月ま…

厄年とは一体ナニ?

厄年というのは、簡単に言うと悪いことが起こりやすい3年間というものです。健康や人間関係、仕事などあらゆることで、災いを招きやすい年がこの厄年になるわけですね。その歴史は、かなり古く平安時代に、陰陽師で有名な安倍晴明が広めた風習と言われてます…

厄年に行く年齢はいつなの?

厄祓いはいつやればいいの?これは、男女で違うんです。 基本的に、厄年の3年間が人生で3回ある、というのは男女共におなじです。しかし、その3年間が何歳の時に来るのか、というのは男性と女性で、ズレがあるんですね。具体的には、こんな感じです。【男性…

いつ厄祓いしてもらったらいいの?

厄祓いについては現在、一年中いつでも、やってくれるみたいです。神社も、そのあたりは融通を利かせてくれてるみたいですね。とはいえ、風習としてやるべき時期はお正月の松の内(1月7日)から、節分にかけてという風に、言われています。なので、オススメ…

どうして大晦日に年越しそばを食べるの?

■なぜそばなの? そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年一年の厄を断ち切る」という意味で、江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。また、昔からそばは体によいものとされ、食べると内蔵に溜まった毒を取り払ってくれると思…

煩悩の数はどうして108と言われているの?

煩悩の数は108あると言われていますが、その由来については諸説あります。1.人には感覚を生じさせることで迷いを起こさせる六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)があり、それぞれに好(気持ちがよい)・悪(不快)・平(どちらでもない)の三種を掛けた18の煩悩が…

「煩悩を捨てる」とはどういうこと?

煩悩とは、心を迷わせ乱す原因となるものを指します。一般的に煩悩は「欲」と捉える方が多いのですが、実は仏教の教義において欲は生きる力と記されており、欲を持つこと自体は否定されていません。しかし、欲が強すぎると、自分自身がコントロールできなく…