大丈夫?ついやりがちな仕事でのマナー違反

●マナーの基本

ビジネスマナーとは時代に合わせて変遷していくもので、マナーにこれといった正解はない。自分の中では「まったく問題ない」と思えた行為が、他人の目には「社会人失格」と映ることもある。

ビジネスにおいてはTPOに応じて、行動や服装、言葉遣いやマナーを使い分けることが求められます。

TPOのTはTIMEで「時」、PはPLACEで「場所」、OはOBJECTで「目的・対象」(OCCASION「場所」と解釈される場合もある)という意味。つまり、「いつ、どこで、どんな目的・場面か」をよく知った上での服装や身の振る舞いをすることが重要だということ

 

●身だしなみ編

長袖ワイシャツの腕まくり

基本的には社内でも腕まくりをしないようにするべきでしょう。いくらお客様と会わないといえ、日々上司と関わり、目上の方と会うオフィス内。そこには必ず心遣いは必要であり、敬意が欠けた身なりであってはいけません。

 

Yシャツに汗が滲むと、ジャケットを脱いで腕まくりをしたくなりますよね。しかし、お客様に会うときは必ず袖をきれいな状態に戻し、ジャケットを羽織るのが鉄則。腕まくりをしたままお客様に会うことは私服で会うことと同様の意味を持ちます。

 

 

因みにスーツの中に半袖のシャツを着ることは、「スーツのルール」としてはNG。ビジネスシーンで半袖シャツにネクタイは日本特有の着こなしなのです。半袖シャツをコーディネートするのは、クールビズなどのビジネスカジュアルでノーネクタイの着こなしと考えてくださいね。