お詫びの方法

ビジネスシーンにおいてお詫びの方法は、おもに下記の4つの手段があります。1つだけではなく、いくつかの方法と組み合わせることによって、より深い謝罪の気持ちを伝えることができます。


●相手がいるところに直接出向く

もっとも相手に対して誠意が伝わりやすいのは、相手に直接会いに行ってその場で謝罪することです。ただし、突然謝罪しに行くのではなく、必ず相手にアポイントを取りつけてから行くことです。

突然会いに行っても相手が不在の場合もありますが、アポイントなしで行くことがビジネスマナーに欠けると判断され、かえって悪い印象を与えることもあります。


●電話でのお詫びする

ミスをした内容が軽い程度である場合は、直接相手のところに行って謝罪するよりは、電話の方が適している場合もあります。「まずは、状況を確認する必要がある」という場合にも電話をすると良いでしょう。

また、相手に会いに行くほどのことでもないけれど、メールの文面では真意が伝わりにくい場合も、電話でのお詫びが有効です。


●メールでお詫びする

営業時間外や外出・出張などで相手の不在、電話がつながらない時に、急ぎで謝罪の気持ちを伝えられるのはメールの利点です。
ただし、あくまでも応急的な処置なので、程度によって直接会う、電話するなどといった手段で改めてお詫びをしましょう。


●手紙でお詫びする

最初から手紙でお詫びをするのは効果的ではありません。まずは、直接会う、電話するなどで謝罪していることが前提になりますす。手紙による謝罪が好感をもたれるのは、ある程度時間が経過して問題が解決に向かい、収束する頃のタイミング。相手からお許しをいただいたことについてのお礼も伝えましょう。