いまどきの言葉・話し方には注意しよう

今どきの言葉や話し方と呼ばれる表現があります。現在の若者の間では流行なのかもしれませんが、ビジネスの場においてはふさわしくないものもあります。気をつけましょう。

違和感を覚えるいまどきの言葉つかい
最近巷でよく耳にする表現に「いまどきの言葉」や「いまどきの話し方」と呼ばれるものがあります。 聞いていると違和感や抵抗感を持つことがあり、コミュニケーションに支障をきたします。

家族や親しい友達の間ではこうした話し方も許されますが、ビジネスの場ではそうはいきません。

取引先の担当者と話すときには「気になって商談に集中できない」と悪い印象を与えかねませんし、 マナーを知らない人、教養がない人と評価されてもしかたありません。

大人社会ですべての人に共通するコミュニケーションを身に付けるためには、 いまどきの言葉づかいは直していきましょう。

すでに習慣化している人にとっては直すのは大変かもしれませんが、 ここでいくつかをピックアップしたので確認しておきましょう。

 

【いまどきの言葉】
①「ら」抜き言葉
「食べれる」「出れる」「見れる」「信じれん」などのように、 本来ならあるはずの「ら」を抜いた言葉は、「ら」抜き言葉と呼ばれています。
「ら」抜き言葉を使われると話す気がなくなる人もいるので、使わないようにしましょう。
→「食べられる」「出られる」「見られる」「信じられん」と言い換えます。

 

②○○的には
「私的にはこう思います」「自分的には気に入ってます」など、○○的という言葉も 現代の若者に多く見られる表現です。
→「私といたしましては」などと言い換えるようにしましょう。

 

③とか
「とか」は口ぐせになりやすく、自然と多用している人もかなりいます。
「今日とかのご予定とかありますか?」の「とか」は必要ありません。
あいまいな表現をする人だと思われてしまいます。

 

④ほう
コンビニやレストランのマニュアル言葉に「ほう」があります。
「メニューのほうお下げいたします」「こちらのほうお持ちしました」などのように使われています。
「ほう」を使った言い方は、「ほうほう言葉」と呼ばれています。
敬語だと思って使っている人もいるようですが、相手には違和感を与えてしまいます。

 

⑤マジで、やばい、ていうか
これらは若い人だけでなく年配の人でも使う人がいますが、ビジネスシーンではふさわしくありません。

 

 

【いまどきの話し方】
①語尾を伸ばす
「おはようございますぅ」「ありがとうございますぅ」「失礼いたしましたぁ」
「だからぁ」「ですからぁ」などのように語尾を伸ばす話し方です。
何度も聞いているとイライラしたり、なれなれしい印象を与えてしまいます。

 

②半疑問形
「やっぱり?自分の今までの中で?すごい楽しかった...」などのように、会話の中で 意味もなく語尾を上げる言い方を半疑問形といいます。
会話の途中で聞き手は何度も反応しなければならなくなります。また、相手の顔色を伺いながら話しているようにも見えます。
かなり不愉快に感じている人もいるので、多用は避けましょう。

 

③言葉の意味なく略す
「ありがとうございます」を「ありとうざいます」「ありざいます」などと略して話す人が増えてきています。
相手に「失礼な人だ」という印象を与えかねないので、最後まではっきりと発音していきましょう。


http://www.levelup99.net/businessmanner/cate3post29.html

 

恥ずかしながら使っていることがあるので、気をつけます。