女性の普段着の着物

小紋【普段着】
日本の着物(和服)の種類の一つ。
全体に細かい模様が入っていることが名称の由来であり、訪問着、付け下げ等が肩の方が上になるように模様付けされているのに対し、小紋は上下の方向に関係なく模様が入っている。
そのため礼装、正装としての着用は出来ない(江戸小紋を除く)。
現在は模様の大きさや密度に関わらず、上下方向関係なく模様が入っている着物は総称して「小紋」という。
主な「小紋」の技法として「江戸小紋」「京小紋」「加賀小紋」がある。

 

■紬【普段着】
糸の段階で色々な色に染められ、その糸を組み合わせて織り上げていく着物のこと。
代表的なものでは大島紬結城紬、紅花紬などがある。
あくまでも普段着なので式事(結婚式、入学式、など)はNG。
同級会や結婚式の二次会、観劇、ショッピング、友人との食事、美術館めぐりなど、正式な場所以外はほとんどすべて着ていくことが出来る。


■浴衣【普段着】
和服の一種。
通常の和服とは違い、長襦袢を着用せず、素肌の上に着る略装である。
近年では洋服のようなデザインが好まれつつあり、華やかな色合いと柄のものなども多くなっている。
現代の日本の生活で浴衣が多く着用されるのは、主に花火大会・縁日・盆踊りなどの夏の行事である。
日本舞踊や演劇などの稽古着として通年使用されることもある。