ヒールを長持ちさせる方法

女性の皆さんは、自分の履いているヒールの底材がどのような状態になっているかに注目してみてください。もしトップリフト(かかとの部分)が完全にすり減ってしまっている状態ならすぐにメンテナンスすることをおすすめします。
靴を長持ちさせるためには靴の底材は消耗品と考え、修理しながら履くことを心掛けることです。

 

【ポイント】
まず毎日同じ靴を履いていると消耗が激しくなって、靴の寿命を縮めます。
2、3足の靴を交互に履くことで靴を休ませてあげることや、またメンテナンスを怠らないようにすれば靴が長持ちします。

また、かかとの部分を踏んで履くのはやめておいた方がいいでしょう。形も崩れますし、靴を傷めることになって、靴の寿命が短くなります。
靴ひもやベルトなどをしっかり締めて、足にフィットした状態で歩くことです。

自分の足のサイズをしっかり把握することも大事です。

足の長さ、足の幅、甲の高さなど、一度きちんと測って、その上で靴を選ぶのが良いです。

 

※かかとの減らない歩き方

日本人の場合、男性も女性も靴をひきずり気味にして歩く人が多いのです。
一日中靴を履き続けるヨーロッパやアメリカなどと違い、日本の文化的背景として、家に入るとき、居酒屋などで座敷に上がるなど、靴の着脱をすることが多いです。そのため、履きやすく、脱ぎやすいデザインや緩めの靴を履いていることが多いのが影響していると思います。
ゆったり目のサイズの靴を選ぶことが多いので、靴が足にぴったり付いていない状態で歩くことになり、靴の中で足が動きやすくなり、脱げないように歩くと地面にひきずりやすくなります。
これも靴底が減りやすい原因になりますね。

靴のかかとというのは減るようにできています。逆に減らなければ靴のかかとは用を成しません。かかとの部分は消耗部品なのです。減ることによって歩く衝撃を吸収します。

 

例えば硬いプラスチックなど、減りにくい底材だった場合、着地の衝撃がそれこそ頭までカンカン響いてとても我慢できないでしょう。


皆さん自分の靴を裏返してみてください。トップリフトの部分は特に違った素材が使われてはいませんか?

 

靴底で減りやすいのは、歩くときにまず

足が着地する、かかとの部分、

次に着地する足裏中央辺りの外側部分

さらにそのやや上の内側部分

そして足の親指の部分です。

この4点には大きな力がかかります。

最近の靴は、素材も進化していますのでこの部分には減りにくいが柔軟性のある素材を使い、またしなやかで「反り」が良くなるようにできています。

こういった靴を選べば、とても歩きやすく長持ちします。

 

https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11946

 

おしゃれは足元からだし、デキる人は靴をみろという風にいわれたことがあるので意識します。