時間がない朝でも寝癖を直す方法

出勤前、鏡をのぞくととんでもない形の寝癖が! 早く直さなきゃと奮闘するものの、焦れば焦るほど直らない!なんてこと、ありますよね。
ただでさえ忙しい朝、寝癖を一瞬で直せたらいいのに......
簡単に寝癖を直す方法を書きます。

●寝癖の原因
寝る前にしっかり髪を乾かさなかった場合、寝ている間に頭の重みで髪は枕などに押さえつけられ、髪は曲がった形の"寝癖"になってしまいますよね。これは髪の『水素結合』によるもの。これは分子結合の一種なんですが、髪が濡れている状態から乾くときに、だんだん髪の内部の分子が結合していきます。だから寝ている間に折れていると、しっかりそのままの形になってしまうんです。

 

●髪を水に濡らす
寝癖を直すためには、再び水素結合を解く必要があります。一番てっとり早いのが、髪を濡らすこと。寝癖の形で固まってしまった水素結合を、髪を濡らすことで解き、再びドライヤーで乾かして、曲がってしまった水素結合をまっすぐな結合へと変え、髪をまっすぐに整えます。
髪を濡らすときは、癖のある部分だけではなく、生え際からしっかりと濡らすのがポイントです。ブラシを内側から当て、毛先に向かってまっすぐ伸ばすように乾かすとまっすぐに整えやすいと思います


●蒸しタオルを使う
蒸しタオルを髪に当てるのも寝癖直しに効果的ですね。大きめのフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ってチャック付きポリ袋の中に入れ、電子レンジで1分前後ほど温めると蒸しタオルの出来上がりです。髪の生え際から、髪がしっとりするまで当てて、癖がまっすぐになるようにブラシを使って乾かしましょう。

※一言アドバイス
それでも寝癖が直らないという人は、水が髪へ浸透する前に、急いで髪を乾かしてしまっている可能性があるので、髪を濡らしてからもう少し時間を置いて乾かすようにしてください。