上司や幹事に好かれる!飲み会のお礼メールにお書き方

職場の飲み会ですと、支払いパターンが主に3つ考えられます。1つ目は役職に応じて上司や先輩が多く払う「傾斜配分」、2つ目は全員同額の会費制、3つ目は太っ腹な上司が自ら多く出してくれた場合です。
とくに「ありがとう」を伝えるのは、多く支払ってくれた人、幹事を引き受けてくれた人ではないでしょうか。そこで、相手別に文例とポイントを紹介します。

 

●傾斜配分で多く払ってくれた上司や先輩へ
役職に応じて「部長が7000円」「課長が5000円」「その他3000円」などと支払額に差があるなら、多く払ってくれた人に一言お礼を伝えましょう。
若手社員のうちは、「管理職は給料が高いんだから多く払うべき」と思いがちですが、いざ逆の立場になると、住宅費に教育費などで家計は苦しく、お小遣いは微々たるものだったりするのです。

【好かれる例】***********
昨日は忘年会でごちそうになり、ありがとうございました。
隣の席で、趣味のゴルフのお話まで伺えて楽しかったです。

〇〇さんのご指導のもと、無事に今年の業務を終えることができそうです。
12月末の目標達成まで あと一歩ですので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

●幹事を引き受けてくれた人へ
幹事は、若手社員が“修業”として任命されるか、持ち回りですることでしょう。幹事には日程調整やお店選び、案内、会費の徴収など、いろいろなタスクがあります。とくにお店や料理について、みんなが満足してくれたかドキドキハラハラ。そこで、ねぎらいの気持ちを添えてみてください。

【好かれる例】***********
昨日は幹事を務めてくださり、ありがとうございました。
12人のメンバーをまとめるのは、きっと大変だったことでしょう。

「中華ワイガヤ飯店」のお料理は美味しくて、つい紹興酒を飲みすぎてしまいました。
みんなも本当に楽しそうでしたね。
一言お礼を伝えようと思い、メールしました。
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逆に、失礼なメールも紹介します。

×昨日の飲み会について注意したいことがあります。まず席順の決め方です。それと傾斜配分はもっと差をつけるべきです。
→お礼は一言もなく、気に入らないことやお説教を長々書く。

 

●太っ腹な上司へ
ごく稀に、「これ取っておいて」と万札を置いて去っていく格好いい上司もいます。全額でなくとも自ら多く払ってくれたなら、お礼を忘れずに伝えましょう。

【好かれる例】***********
本日は会費制でしたのに、〇〇さんにごちそうになってしまい、大変ありがとうございました。

日頃は家で発泡酒が定番ですが、贅沢なビールは本当に美味しかったです。

より一層仕事に精を出しますので、ご指導のほどお願いいたします。
帰路、スマホから失礼ながら お礼申しあげます。
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×部長が1万円くれたので、飲み代が予定より1,500円浮きました。だから帰り道、みんなでラーメン屋に寄っちゃいました(^◇^)
→金額がリアルすぎて上司は引いてしまう。また、2次会のラーメンについて正直に書く必要もない。金額より厚意に感謝すること!

ノミュニケーションという言葉を聞かなくなったこの頃。コスト削減もあり、各社で接待や社内の飲み会が減っているようです。
ただ、数少ない機会を大切にしてキチンとお礼を伝える人は、相手からも大切にされると思うのです。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/436130/

 

帰りの電車の中から、翌朝始業前に あなたも数行のお礼メールを送ってみませんか。