一流は後姿まで完璧【動作】

●姿勢
美しい姿勢は、相手に爽やかな印象と信頼感を与える!
ポイントは、頭のてっぺんから一本の糸で引き上げられているような感じで、背筋を伸ばし、肩の力を抜き、お腹をひっこめます。そして胸を張り、あごを軽く引きます。

●目線
「目は口ほどに物を言う」「目は心の窓」といわれています。
ポイントは相手の目を見ること、つまり「アイコンタクト」です。
しかし、決して相手の目ばかり凝視してはいけません。目以外には、相手の胸元より上の部分に視線をもっていくと、相手も疲れません。
そして話の重要なポイントでは、相手の目をしっかりと見ます。
相手が複数の場合は、一人に片寄らない様に、均等になるように、それぞれの聞き手と視線を上手に合わせましょう。

●相手に正対すること
例えば相手に書類を渡す時、斜めの角度で、しかも片手で書類を渡したりしていませんか?
小学生の頃、卒業式の卒業証書は、校長先生も両手で渡し、皆様も両手で受け取って・・・さらに丁寧なお辞儀もしましたよね。
そしてその時、校長先生と皆様は正面で向き合っていました。
小学生の頃は、正対がしっかりできていたのに、なぜ今できないのでしょうか?
いちいち正対をするメリットは、相手と正面から対応すれば、相手の反応を的確に掴むことができるからです。
そして、相手に自分の表情も、よく見てもらうこともできます。
毎回しっかりとした対応をしていると、ビジネスチャンスは大いに広がりますよね! 本日から常に、正対する癖をつけましょう!

●人の前を横切らない
人の前を平気で横切る人がいますが、それはマナー違反です。
相手の行く手を邪魔しないように避けましょう。そして一旦立ち止まって、相手に挨拶をしましょう。
やむをえず人の前を通らなければならない時は、「失礼いたします」とお断りを入れます。

●あなたはいつも見られている
あなたは自分の後姿を見たことがありますか?
前からだけの姿を、一生懸命気を付けていたとしても、もしかしたら後姿は、それ以上に見られているかもしれません。後姿の身だしなみも大切ですが、態度や動作にも気を付けましょう。
例えば、靴を半分脱いで、かかとをブラブラさせていたり(特に女性は足が疲れると、ヒールのかかとを脱いでしまうことがあります)、足を組んだり、足をくずしていたり・・・
デスクワークだからといって油断していると、社内の先輩後輩、来社されたお客様に見られているかもしれません。
男性も女性も、「常に人に見られている!」という意識を持つことは、ビジネスシーンのみならず、人生でとても重要なことです。
相手に不快感を与えないことが、相手に対する『 思いやり=マナー 』です。
いかがでしたか?

●態度も本人のやる気次第
育ちが良い人も、そうでない人も、態度は全て自分が作り出しているものです。
それなので、態度が悪い!と評価されがちな方は、全て自分の責任です。
もっと評価されたい!もっと仕事がしたい!もっと稼ぎたい!
もっとモテたい!もっと愛されたい!
と思うのなら、その気持ちを『態度』で示しましょう。

そんなの当たり前でしょ~と、簡単に思われる方も多いかと思います。
また自分は、態度に自信がある!と思われている方。
本当に、本当ですか??
実際好感度の高い『態度』を実行し、そして他人から評価されている人は少ないです。


https://allabout.co.jp/gm/gc/414732/2/

自分の謙虚な気持ちを、上手に、そして堂々と心と身体で表現できるようになりましょう!