先輩より高価な傘はNG?ビジネスパーソンのための傘の選び方

訪問先に伺う時、意外と目に留まるのが傘の存在。ビニール傘はNGと言われたりするけれども、社会人としてどんな傘を持つと、見た目からデキるビジネスパーソンと思われるの?

ビジネスシーンでは、コンパクトな折りたたみ傘がオススメです。常備しておけば急な雨にも対応でき、準備の良い人だと思われます。
近年は、折りたたむと約2.5cmの厚さになるものから、100g以下の軽いもの、自動開閉のものなど、機能を兼ね備えた折りたたみ傘が多数販売されているそうです。


しかし、大雨の時は長傘のほうが重宝します。長傘を選ぶポイントは?
傘の持ち手の部分を、業界では『ハンドル』と呼び、『傘の顔』とも言われています。ここが寒竹(かんちく)という天然素材のものやレザー、光沢のあるものが好ましいですね。ほかにも、骨の数が16本、24本と多めにある傘だと強風にも耐えられ、年配者からは“良いものを持っている”と好感を持たれやすいです。

 

●傘の色
男性は黒色や紺色、ダークグリーンが望ましく、女性は業界によって異なるそうですが派手な色や柄は避けたほうがベター。ステンレス素材の骨だと、さびれにくいという利点も。ちなみに、親骨(傘を開いた時に、傘の中心から円周に向けて放射状に伸びる骨)の長さは、男性は65~70cm、女性は60cm、折り畳み傘だと50cmが一般的です。

日ごろは折りたたみ傘を常備しつつも、天候やその日会う方に合わせて長傘を選ぶのが、よりデキるビジネスパーソンではないでしょうか。

 

●傘の持ち方のマナー
持ち歩く時は自分の体にくっつけ、持ち手のカーブは自分側に向けるようにしましょう。後ろの人に傘の先端を向けてはいけません。さす時は肩に掛けるようにはせず、まっすぐ持ちましょう

傘の持ち方・さし方一つでトラブルに巻き込まれたり、事故につながったりすることも。また、閉じた傘は巻き止めるだけではなく、傘カバーに入れるのが望ましいです。

マナーとは相手の立場になって考えることです。傘カバーを使用し、電車内や訪問先のビルを水滴で汚さないようにしましょう。ビニール傘を使う場合も、カバーに入れてしまえば、パッと見では分かりません。

また、上質な傘を持つことは大切ですが、持ち手に大きくブランドのロゴが書かれているようなものは、先輩や目上の人から「生意気」と思われてしまうこともあるので避けましょう。

 

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/suppli/topics/031

 

細かいところまで繊細になります。
見てる人は見てる!!