もう失敗しない!お酒に弱い人のための宴会マナー

「ああ、今回もお酒の席で失敗してしまった」「もう少しお酒の席でうまく振る舞うことができたらいいのに」と思ったことはありませんか? 特に「お酒に弱い人・お酒が苦手な人」にとって、忘年会や歓迎会、接待等は参加するのすら億劫かもしれません。お酒が苦手なガイドが編み出した、仕事の酒席で上手にお酒を断る方法をお教えします。

●お酒に弱いなら、まずは小腹を満たす
たとえ時間がなくても接待の前には必ず食べ物を口にする。
オフィスの机の引き出しには、すぐに口にすることができるものを用意し、時間のある時には、接待前に近くのお蕎麦やに行く。

 

●すすめられたお酒を上手に断るセリフ
・「美味しいお酒に巡りあえて光栄です。ですが、実は私はお酒が苦手でして……。〇〇さんの感想をぜひ伺いたいです。お願いできますか?」

・「美味しいお酒をすすめていただきありがとうございます。ですが、実は私は体質的にお酒があわないようです。ぜひ、〇〇さんのご感想をお聞かせいただけませんか?」

・「美味しくお酒をいただきたいのですが、残念ながらお酒音痴でして……。私の分までお酒を楽しんでいただければと思います。少量で結構です。ありがとうございます」

・「美酒に酔いしれたいと思う気持ちはございますが、あいにく本日は体調がすぐれませんので、遠慮させていただければと思います。お心づかいありがとうございます」


「物は言いよう」ですから、うまく伝えることで、相手の気分を損ねることなく、気持ちよくお酒を楽しんでもらうことができます。
また、万一、お酒を強くすすめられることがある場合を考慮し、上司や同僚に助け舟を出すようにお願いしておくといいでしょう。
事前に、「もしもお酒を強くすすめられた場合、フォローをお願いします」と上司や同僚など周りの人たちに伝えておき、お酒を強くすすめる人がいたら、合いの手を入れてもらうのです。

・「実は、〇〇は、今週体調が優れないようでして」
・「実は、〇〇は、明日社内で試験を受けることになっておりまして」
・「実は、〇〇は、明日の午前中に、重要なプレゼンテーションを控えておりまして」

「実は……」と切り出されると、人は弱いものです。「そうか、そうか」「そうなのね」と、意外にも簡単に受け入れてもらえます。何か自分にだけ特別なことを耳打ちしてもらった気分になるからでしょうか。
コミュニケーション上手な人は、美しいお酒の飲み方を知っている人です。
お酒の魔力は、侮れません。「お酒に飲まれてしまう」と、その後の人間関係にひびが入ってしまうことがあります。お酒は、人を弱くし、また、人を強くもさせます。

https://allabout.co.jp/gm/gc/471939/

「お酒に飲まれない」ために、日頃から会話力を磨いておきます。