世界のトップアスリートや優秀なビジネスマンの間でひそかなブーム!?

【後編】瞑想にチャレンジ!
●難しいことは考えず、楽な気持ちで
①姿勢
「楽な姿勢で椅子に座り、手は手のひらを上にして指は軽く開き、膝か腿の上に自然に置きます。顔はやや上向きにして目を閉じます」
“顔をやや上向き”というのがポイント。こうすることで自然に背筋が伸びた状態を保てます。途中で疲れたら背もたれに寄りかかってもかまいませんが、頭はもたれないように(眠くなるため)。

 

②方法
「目を閉じて、呼吸に集中し、『ソーハム』または『アーハム』というマントラ(瞑想中に使うツールとしての音)を心の中でゆっくり楽に繰り返します。
『ソーハム』→息を吸う時に『ソー』、吐く時に『ハム』と唱える。
『アーハム』→呼吸に合わせる必要はなく、自分の好きなリズムで唱える。」
黙って呼吸に集中するって、実際やってみると難しいもの。それがマントラを唱えることで、スムーズに集中できます。途中で、何か頭に浮かんだり、周囲の音が気になったりしても、また呼吸に集中すればOKです。

 

③時間
「5分くらいから初めて、20分くらいまで」
長くやればいいというものでもないため、ビギナーは長くても20分までがベスト。

 

④時間帯・回数
「毎日、朝と夕方の1日2回。朝はトイレに行って、コップ1杯の水か白湯を飲んでから。夕方は夕食前に」
朝も夕方も空腹時の「胃腸が静寂な時」に行うことが大切。食事後だと胃腸が消化活動を行って体が動的な状態になっているので瞑想中も落ち着かなくなるとのこと。食事の前に瞑想することで、ストレスによるドカ食いが減り、ダイエットになったという声も聞かれます。

 

●瞑想はコストゼロ。トライしてみる価値は大いにあり!
「瞑想は1人で行うより、グループで行ったほうが、より深い瞑想が体験でき、ポジティブなエネルギーを生み出す」とのアドバイスも。例えば大きなプロジェクトに取り組むチームで、ここぞ!という時に一緒に瞑想を行えば、皆が力を得て、より良いパフォーマンスが発揮できるとのこと。先に紹介した瞑想の効果を考えれば、納得です。

 

http://suhada.avene.co.jp/care/3182

 

心の健康だけでなく、人間関係にもアンチエイジングにも役立つ瞑想。さっそく日々の習慣にしたいですね。