<ミドル世代へ>そもそも、なぜ運動不足が身体によくないのか?
「運動不足はよくない」というフレーズ。
よくTVや雑誌からも聞かれる話。
具体的にどのような弊害があるのでしょうか?それは、主に以下の4つが考えられます。
- 筋力が低下:ケガをしやすくなったり、心肺機能の衰えにつながる
運動不足によって一番自覚しやすいのは、筋力の低下です。地球に戻ってきた宇宙飛行士がすぐには歩けないように、筋肉は刺激を与えないとすぐに萎縮してしまうもの。歳をとるにつれて、この傾向は高まっていきます。また、心臓や肺なども筋肉ですから、加齢とともに機能は低下していきます。筋肉は、運動することでしか鍛えられないので、身体の重要な臓器を鍛えるためにも運動は必要なのです。 - 肥満:高血圧や糖尿病の原因に
カロリーの摂取量が消費量よりも多いと、体内に脂肪が蓄積されて肥満につながります。これも自覚している方が多いかもしれません。若い頃は、基礎代謝力(運動をしなくてもカロリーを消費する力)が高いため、カロリーの高い食事をしても脂肪がつきにくかったものの、ミドル世代はそうはいきません。年齢とともに基礎代謝率は低下するため、脂肪が蓄積されやすくなります。また、肥満の状態は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
毛細血管の機能が低下:血流が不十分で抵抗力が弱くなる
運動不足になると、酸素や栄養分を体の隅々まで運んでいる毛細血管の働きも下がります。血液の循環がうまくいかないと、冷え性になったり、抵抗力が低下してさまざまな病気にかかりやすくなるのです。
骨が弱くなる
運動が足りないと筋肉だけでなく、骨も弱くなることをご存知でしたか?骨や筋肉は、運動による刺激によって小さなレベルでの組織が壊され、それを再生しようとして成長ホルモンが分泌されて強くなっていきます。成長ホルモンの分泌は、年齢的にみると20代をピークに後は減少していく一方ですが、ミドル世代でも運動をすることで成長ホルモンを促すことは十分に可能なのです。
http://ethicalcycle.jp/column/bicycle-health-diet/column5/
なるほど、目がつぶれそうなくらい再確認できました。